またも千葉県北東部で鳥インフルエンザが2箇所同時発生、約36万羽

鳥インフルエンザ緊急事態(森田健作知事の発言)の千葉県北東部の匝瑳(そうさ)市でまたも鳥インフルエンザが、互いに3km圏内に入る2箇所で同時に発生しました。殺処分の対象となる約36万羽という飼養数から、バタリーケージ飼養の採卵養鶏場とみられます。

エラー|NHK NEWS WEB

徳島県美馬市でも肉用鶏約7,000羽焼却処分

徳島県美馬市の肉用鶏の養鶏場でも鳥インフルエンザが発生しました。飼養羽数は他の事例よりも少ないですが、これまで発生したことのない山間の地域であっただけに、非常に緊迫した状況が伝えられています。既に殺処分作業は終了しており、殺処分された鶏は埋却の場所がないことから、徳島市内の廃棄物処理施設で焼却処分されるということです。

7000羽の殺処分終了 美馬市の鳥インフル|徳島ニュース|徳島新聞デジタル

緊急アピール:鶏卵や鶏肉・チキンエキスの消費をやめることも考えて

鶏卵や鶏肉、チキンエキスなどの鶏産品は、需要があるかぎり生産され続けます。とくに日本では、海外と比べても鶏産品の消費量が際立って多いこともわかっています。海外ではSDGsの動きから、地球環境問題や飢餓問題への対応の観点で一人ひとりができることを考え、取り組む方法として、ヴィーガンになる選択をする人も増えているといいます。これまでよりも安心してヴィーガンになれる社会環境は、栄養学や食品化学におけるイノベーションの成果ともいえます。鶏卵や鶏肉、チキンエキスなどの鶏産品を一切摂取しなくても栄養学的に全く問題がないことも明らかになっています。さらに、工業的養鶏をめぐっては、過密飼育を強引に可能にすべく多用される合成抗菌剤や抗生物質に対する多剤耐性菌が発生し、実際に日本国内で販売されている鶏肉の大部分で検出されている実態からも、医薬品として使用される合成抗菌剤や抗生物質が全く効かず、薬物治療の可能性が閉ざされる医療パニックの前兆にもなりかねないとの懸念ももたれています。このような養鶏の諸問題から、鶏は愛護動物であり産業動物ではないという新しい価値観に変えるべきときが、今、来ています。人畜共通感染症でもある鳥インフルエンザ禍を機に、鶏卵や鶏肉、チキンエキスなどの鶏産品を完全にやめることも、今、一人ひとりが考えていただきたいと願っています。

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