鹿児島県出水市の採卵養鶏場で鳥インフルエンザ発生、約2万3,000羽を殺処分

昨季大流行の鹿児島県出水市でまたしても

鹿児島県は3日、2日に鹿児島県出水市の採卵養鶏場で鳥インフルエンザの疑い事例が見つかり、遺伝子検査の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と判定されたと発表しました。これにより、鹿児島県は、3日7時より、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約2万3,000羽の殺処分を始めています。

鹿児島県出水市では、昨季にも出水市内だけで9例、近隣の阿久根市とあわせると11例もの鳥インフルエンザの発生例があり、本来なら出水市に飛来するはずのツルの群れが、出水市への飛来を避けるといった生態系の異変や、防疫措置の瑕疵が原因とみられる、殺処分後の鶏の埋却処分地からの滲出水による悪臭や水質汚濁の発生で、埋却地の近隣地域住民が苦情を訴え、防疫措置を行った鹿児島県と揉めるトラブルも起きていました。出水市産の鶏卵は、遠く離れた関西でも多く流通しており、出水市は西日本で流通する鶏卵の主要産地のひとつとなっています。

●鹿児島県による情報
https://www.pref.kagoshima.jp/ag07/r5-hpai_1-2.html

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