千葉県旭市と福岡県古賀市で鳥インフル確定、例数ベースで史上最多に

千葉県旭市の採卵養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ確定、約1万羽

千葉県は3日、同県旭市の採卵養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表しました。これを受けて千葉県では、3日午前8時30分頃から、この採卵養鶏場の採卵鶏約1万羽の殺処分を進めています。千葉県からの資料によりますと、この採卵養鶏場は、海岸線から近い平飼いの農場とみられます。周辺の別の平飼い養鶏場は、自然食品店などでもおなじみのマヨネーズに使われる卵が生産されていることでも知られています。(記者もヴィーガンになる前は、このマヨネーズも愛用していました。)このことから、千葉県旭市は、他の地域に比べて、持続可能性に配慮した意識の高い養鶏農家が多く集まっている地域とみられます。飼養密度がバタリーケージよりも低く、比較的感染リスクが低い平飼い農場での発生とみられることから、持続可能性界隈では衝撃が走っています。

千葉県による公式情報
https://www.pref.chiba.lg.jp/chikusan/toriinfluenza/r4hassei/230103.html

福岡県古賀市のエミュー農場で高病原性鳥インフルエンザ確定、約430羽

農林水産省は3日、福岡県古賀市のエミュー(ダチョウ)農場で、高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表しました。地元メディアによりますと、このエミュー農場では、食肉用や化粧品原料の油脂採取用として、約430羽のエミューを平飼いにしているということです。エミューは家畜伝染病予防法で定める家禽にあたることから、福岡県では、このエミュー農場のエミューの全数にあたる約430羽を殺処分することにしているということです。

※ 鶏、アヒル、ウズラ、キジ、ダチョウ(エミュー)、ホロホロチョウ、七面鳥がAIに感染した場合、病原性の程度に関係なく、殺処分が定められています。

農林水産省による公式情報
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/230103_4.html

今季発生数54例で、例数ベースで史上最多を更新、羽数ベースでも史上最多となるおそれも

3日の2例同時発生で、日本国内における今季(2022年から2023年にかけての冬季)の鳥インフルエンザ発生例数は54例となり、例数ベースでは、2020年から2021年にかけての冬季の52例を上回り、史上最多を更新しました。また、羽数でも、現時点で確定している殺処分数は約775万羽となり、このペースで感染拡大が続くことになると、2020年から2021年にかけての冬季の約987万羽を上回るおそれがあるとみられています。

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