ビル・ゲイツとJ&Jが狙う世界(1)

本日、このような不穏な報道がありました。米製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(以下、J&J)が、低所得ないしは中所得の国において、直ちに新型コロナウイルスワクチンを使用できるよう、WHOに圧力をかけているというのです。

J&J、WHOにワクチン緊急許可申請 低・中所得国向け

読者のみなさまはすでにご承知のことと存じますが、J&Jの新型コロナウイルスワクチンをめぐっては、絶対にこの人物のことなくしては語れないというキーパーソンがいます。そうです。マイクロソフト創業者(Windows発明者)でビル&メリンダ・ゲイツ財団創設者のビル・ゲイツです。

ビル・ゲイツは何を目指しているのか

ビル・ゲイツの思惑ややっていることを一言でいうなら、それは、「巧みに正当化された地球規模の弱い者いじめ」です。そのことに気づくかどうかで、彼が世界有数の慈善活動家であるか、世界有数の詐欺師・テロリストであるかの判断が大きくわかれます。日本の大手メディアは、前者のように捉えるのが一般的ですが、実際のところはどうでしょうか。客観的視点で鋭く抉っていきたいと思います。

今、なぜ情報技術者のビル・ゲイツが新型コロナワクチンや遺伝子改変技術などのニューバイオテクノロジーに照準を合わせるのか、ご存知でしょうか。ITと製薬、アグリビジネス、どれも一見して全くの別業種で関係がないかのようにもみえます。実はこれらの業種には、ビル・ゲイツが狙う根拠となる、ある共通点があります。それは、ニューバイオテクノロジーもITと同様にコード(情報)技術だということです。ワクチンなどの遺伝子創薬技術も農作物や微生物の遺伝子改変(従来型の遺伝子組み換えやゲノム編集)技術も、従来は生化学の一部と捉えられてきましたが、今日では、化学や農学の派生学問というよりも、むしろ情報科学の一部といったほうが適切なほどに変貌しています。実際に、現在の最新遺伝子関連技術は、コンピュータのプログラミングの考え方に近いものがあります。そのように考えると、一見して全くの畑違いのようにみえるビル・ゲイツの狙いは、一連のコード技術という視点でつながるというわけです。

1985年、彼は世界初のGUI型OSといわれる”Windows”をリリースしました。リリースに際して、彼は、Windowsの普及のために、米IBMと親密になることを画策し、ビリオネア(十億ドル長者)宣言をしたのでした。さらに彼は、Windowsだけでのビジネスでは飽き足らず、自ら売り出すWindowsを利用して、利益二重取りの戦略を画策しました。それは、Windowsに感染するコンピュータ・ウイルスを人知れず拡散させ、そのウイルスを駆除するWindows専用のワクチンソフトをいっしょに売るという戦略でした。複数のオペレーティングシステムを活用した経験のある方でしたらおわかりのように、Windowsばかりがウイルスやマルウェアなどの不正プログラムに狙われ、LinuxやMacのユーザーは無視されているかのように被害に遭わないということがあります。これも、コンピュータウイルスの起源が自作自演的にWindowsを標的にしたものだという考え方でつながります。よくWindowsのユーザーは、数年後にコンピュータが重くなるとか、ソフトウェアやハードウェアの買い替えで出費がかさむなどと不平不満をもらしますが、それは当然のことです。なぜなら、それがビル・ゲイツの狙いだからです。システムの均一化をめざす社会のあるニーズに目をつけて、パートナー企業も得てWindowsで独占される社会をつくれば、その利益の大部分は、ビル・ゲイツの懐に入るわけです。人を巧みに騙し諦めさせるマッチポンプで利益を上げ続けることができれば、これほど自身にとってうまい話はない、それが、ビル・ゲイツのビジネスの考え方なのです。

ビル・ゲイツにとって、Windowsは自己の天才的プログラミング力やマーケティング力を試す実験台にすぎませんでした。プログラムはコンピュータという仮想的世界にアクセスするものであり、人体に直接アクセスするものではありませんが、それが、壮大な人体実験の前段であったとは、つい最近まで誰も知る由はありませんでした。

(続く)

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