福島県いわき市でビッグモーター反対運動の機運高まる、新店開店強行の方針に「不祥事企業は来るな」「除草剤による環境汚染が不安」の声

数々の社会的制裁や売上急減による経営危機に陥っているビッグモーター。そんな倒産のピンチにある最中で、福島県いわき市で新店「ビッグモーター いわき平塩店」の開店が強行されようとしており、地元住民の間では、反発の声が上がっているという。問題のビッグモーター いわき平塩店は、当初の予定では、8月26日に開店の予定だったが、最近のゴタゴタ続きもあって開店予定を9月16日に延期。ビッグモーター側は、「9月16日に延期の予定通り開店する（撤回はしない）」と強硬姿勢を示している。これに対して、地元住民の間では、「不祥事続きで経営が危ないような店が今更開店すること自体がありえない。はっきり言って迷惑だ」と、反対運動の機運が高まっている。

ビッグモーターといえば除草剤、いまや合言葉に

さらに、全国的に問題となっている除草剤問題も不安の種になっており、この問題を開店反対の理由に挙げている地元住民も多いという。開店予定地の近くには、地元住民に親しまれている夏井川が流れており、除草剤の成分が夏井川に流れ込むことによる環境汚染を懸念する声が上がっているという。