アーテックロリコン批判問題に物申す

あなたは批判できる立場ですか?

科学教材などの学校教材開発会社アーテック(大阪府八尾市)のSNS上でのロリコン引用発言が物議を醸しています。問題になったのは、同社の商品である防犯ブザーについてで、防犯ブザーのイメージとは対極的なロリコン、すなわち、小児性愛的要素が含まれていたというものですが、これに関して、結論からいえば、喧嘩両成敗ではないでしょうか。たしかに、アーテックの発言は非常に軽率であり、批判は当然の状況ですが、そのことを批判している人は、はたして教育に関して本気なのか、ということです。本気であれば、教育に関して、今回のロリコン問題に限らず、幅広く網羅的に、かつ、建設的に批判をしているはずですが、商業SNSの特性上、とてもそのようには思えません。

クレーマーと市民運動家との違い

我々市民運動家にとっては愚問ですが、クレーマーと市民運動家とは何が違うのか、わからない人も相当数いるようですので、あえて説明しますと、市民運動家は、その周辺分野も含めて、網羅的な見識をもって、建設的な意見を述べるのに対して、クレーマーは、自身の偏った主観に基づいて、不平不満をいうだけの人のことです。市民運動家は、利他的精神のもと、自身の身を削ってでも世の中をよくしていこうとするのに対して、クレーマーは、自己の興味本位の口先だけのでまかせで終わります。例えば、今回のアーテックロリコン批判問題については、ロリコンという、刺激的なキーワードにだけ特異的に反応しては、教育に気を遣っているフリをしては、もっともらしい批判をして、それで終わりという人がほとんどではないでしょうか。我々正統の市民運動家が、このような、市民運動家ぶる低次元のクレーマーと、味噌糞一緒くたにされる歪曲した日本の俗世間は、誠に遺憾としか言いようがありません。SDGsを追い風に、市民運動が活気づく海外の国とは対照的に、クレーマーと市民運動家の分別ができない日本の社会は、明らかに退廃的で病んでいるといえます。SNSでクレームをぶちまけて拡散することを市民運動だと誤解している人もいるようですが、そのようなことで終わる人は、市民運動家ではありません。利益や見返りを求めず、他人のために、社会のために、時には、リスクをおかしてでも、自身のリソースを使えるか、かくも崇高なのが、本物の市民運動家の仕事の流儀ですが、ニセ市民運動家、いわゆる「SNS運動家」には、とても無理なことではないでしょうか。

教育に本気なら銀鮒の里アカウントを持って活動を

銀鮒の里アカウントは、教育に本気な市民運動家として認証するアカウントです。取得に際しては、ロリコンはもちろんのこと、マクドナルドなどのジャンクフードの飲食、商業ゲームやトレカなど過度に商業依存的な娯楽、身体加工、嗜好目的の向精神性薬物およびその関連物の使用などの問題行動を禁止しています。教育の諸課題に関して、まんべんなく関心があり、網羅的な取り組みができる資質が問われます。銀鮒の里アカウントを持って行動することは、これらに示すような、教育運動家としての適性を矛盾なく満たすことをスマートに証明することになります。教育は非常にセンシティブな内容を扱うことがあります。だからこそ、商業SNSでコソコソクレームをして終わりではなく、お互いに信頼できる銀鮒の里アカウントを取得のうえ、正統の教育運動に取り組んでください。

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