【速報(第2報)】岡山県倉敷市の採卵養鶏場で市内3例目のHPAI確定、約3万4,000羽殺処分

岡山県は11日午前7時、10日に鳥インフルエンザ感染の疑いがあることがわかった同県倉敷市の採卵養鶏場の鶏について、遺伝子検査の結果、HPAIが確認されたと発表しました。これを受けて岡山県では、この養鶏場の採卵鶏の全数、約3万4,000羽を殺処分することにしています。岡山県は10日のHPAI対策本部会議の時点においては、殺処分後の採卵鶏は、焼却にするか埋却にするかを検討中としていますが、いわゆる「岡山方式」のこれまでの傾向によると、焼却が選択される公算が大きいとみられます。

https://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/334869.pdf

2022年の冬季のHPAIは、これまでにない早いペースで感染拡大が起こっており、家畜保健衛生や環境リスクの専門家も、HPAIはヨーロッパなどでも猛威を奮っていることや、日本国内でも、互いに距離が離れた北海道や岡山県で大規模な感染事例が発生していることなどから、日本のどこにHPAIウイルスがあってもおかしくない状況だと指摘したうえで、厳重な警戒を求めています。

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