【速報】熊本県南関町の肉用鶏養鶏場でHPAI確定、約6万7,000羽殺処分

熊本県南関町の肉用鶏養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が発生し、遺伝子検査の結果、陽性が確認されたため、熊本県はこの養鶏場の肉用鶏約6万7,000羽の殺処分を開始している。飼育羽数からみて、典型的な超過密飼育のブロイラー養鶏とみられる。このHPAI確定事例は、秋田県、鹿児島県(2例)、兵庫県に続いて4県目、5例目となる。

商業主義クリスマスそのものの見直しを

クリスマス商戦の12月は、ヤマザキパンのようなクリケの製パン・製菓業界、クリスマスプレゼントの玩具業界とともに、肉用養鶏業界も1年のうちで売上高が最も大きくなる時期だ。ローストチキンは、スーパーやデパートの惣菜としても、家庭での手料理でもつくられるため、骨付きもも肉や中抜き丸鶏は、業務用途・家庭用小口のいずれでも販売量が多い。キリスト教圏で、生活にキリスト教文化が深く関わっている欧米圏とは異なり、日本のクリスマスは、単なる商業イベントの色が強い。正統のクリスマスは、大地の恵みがギュッと詰まったシュトーレンを少しずつ食べ、教会で1年を振り返り、聖書を読み、祈りを捧げて罪深さを償うという、非常に厳かな祭事であるが、日本では、一部の敬虔なキリスト教徒を除いては、コカ・コーラやマクドナルド、KFC、ヤマザキパン、そして、工業的畜産の養鶏業界の思惑に乗せられた、ただのお祭り騒ぎにすぎない。殺生の罪穢れを償うクリスマスのはずが、一年のうちで最も多くの償いの心のない殺生を生じるのが、日本の商業主義クリスマスだという矛盾の有様だ。このような罪深く罰当たりなクリスマスそのものを見直すときがきているのではないだろうか。教育系メディアとして、一考を促したい。

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