こんな養鶏をあたりまえにしたい

実は私も、黄身の色が薄い卵のほうが好きです。以前、京都のある平飼い養鶏場の卵を食べたことがあるのですが、それが、卵本来のコクがありながら、独特の臭みがないのです。1個あたり50円以上したかと思いますが、価格以上の価値がある、ほんものの卵です。

ご存じの方も多いかと思いますが、鶏は、食べた餌の成分の多くを卵に移行させることが知られています。色素も例外ではないため、卵の黄色を濃くするために、カロテノイドを多く含む飼料を与える養鶏場も多いのです。カロテノイドであればよいのですが、安さ最優先のケージ養鶏場の場合は、表示義務がないこともあり、餌に色揚げのための合成着色料を添加している疑いも持たれています。卵の薄い黄色は鶏卵本来の色であり、色揚げ着色料を使用していないという安心の証でもあるのです。

https://www.47news.jp/medical/5675745.html

欧米市場のESGニーズに対応するタイの養鶏の取り組み。タイ全体では、ESGでは後進国の位置づけにある一方で、このタイの養鶏事業者は、平飼いで、飼養環境の基準を欧米の基準以上に設定しているという。民間事業者がESGをリードする、実に頼もしい事例だといえよう。

タイCPが「平飼い」卵 欧米向け、ESG対応 - 日本経済新聞

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