実は、銀鮒の里学校の事務局には、一台だけ、Windows PCがあります。というのも、銀鮒の里学校の学校づくり運動が始める前の時代からのかなり古い機種で、現在の事務では、完全にLinuxに移行したため、今では、WindowsとLinuxとの比較くらいでしか役目がないPCです。長い間使用しなかったからというのもあるのかもしれませんが、とにかく動作が遅いです。ウェブブラウザやMozilla Thunderbirdのような負荷の小さいはずのソフトウェアも、動作がもたついて感じられます。バックグラウンドでシステム更新のためのタスクが勝手に動作しているのかもしれません。そして、電源のシャットダウンを実行すると、あの悪名高い「残業地獄」の光景を目の当たりにします。システムの更新のためか、電源がいつまで経っても落ちないのです。
一方、事務局で使用のUbuntuのシャットダウンはたったの4秒程度で完了し、システム更新がある場合は、勝手には実行せず、システムが稼働中のときに、どのようなシステム更新が、どの程度の容量であるのかを事前に通知し、更新を実行するかしないかを問いかけてくれます。これこそが、OSに求められる当然の配慮ではないでしょうか。Linuxのシンプルであたりまえに快適とは、こういうことなのだと、改めて確認したものでした。まだWindowsを使って、同様の不満を経験されている方でしたら、ぜひ、Ubuntuに乗り換えることをおすすめします。
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