【調べてみました】OTC-NSAIDsの市場状況

先ほどの記事に関連し、豊中市内のドラッグストアで、OTC-NSAIDsの最新の市場状況を調査してみました。

アセトアミノフェン単一製剤のタイレノール(ジョンソン・エンド・ジョンソン(東京都千代田区)/アリナミン製薬(大阪市))のみ、慢性的な品切れ状態が続いているようでした。

一方、アセトアミノフェンを含む複数の成分を含む製剤は、品切れすることなく、在庫に余裕がある状況でした。

  • エキセドリン(ライオン(東京都墨田区))
  • バファリン・ルナ(同上)
  • こども用バファリン(同上)
  • ノーシン(こども用を含む各種;アラクス(名古屋市)) 等

大人の方でも、仕方なくアセトアミノフェン主剤のこども用の薬を買っていく方も多いそうです。

アセトアミノフェンを含まないNSAIDsはいつもと変わらず、大量に在庫がありました。

  • ロキソニンS(第一三共ヘルスケア(東京都中央区))
  • ナロンエース(大正製薬(東京都豊島区))
  • エスタックイブ(エスエス製薬(東京都新宿区))
  • バファリン(ライオン)
  • バイエルアスピリン(バイエル薬品(大阪市)/佐藤製薬(東京都港区))
  • ベネスロン(ホーユー(名古屋市))
  • ケロリン(富山めぐみ製薬(富山県富山市)) 等

以上のことからわかるように、俗説に過度に影響され、意味もなく「アセトアミノフェン単一成分」にこだわっているという無知な実態が浮き彫りになりました。

アセトアミノフェンには肝臓に負担がかかり、多量の摂取は中毒性があります。アニリン構造を持つため、高めのリスクを見積もるべき物質です。
厚生労働省が認めるように、一般にNSAIDsは、新型コロナワクチン接種後の副反応の緩和に使用可能ですから、どうしても必要な方には、アセトアミノフェンに固執するという意味のないこだわりを捨て、自身の体質に最も合ったNSAIDsを柔軟に選択する姿勢が求められます。

それでも副反応が気になる、心配だという方は、ワクチン接種を受けないという選択もあります。ワクチン摂取を受けない分だけ、免疫力を高く維持するための食生活や生活習慣の改善(見直し)が必要です。また、ワクチンを複数回接種した人でも、新型コロナウイルスに感染した人は複数確認されています。新型コロナワクチンを過信してはいけないということも示されつつあります。

いずれにせよ、あなたの身体は、だれも守ってはくれません。新型コロナワクチン接種を受けるかどうかの最終決定は自己責任です。

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