【特報】ESDからELGRへ、銀鮒の里学校が検討へ

「まず、病巣を取り除き修復が何より優先」社会情勢当初予想よりひどく

銀鮒の里学校(事務局:大阪府豊中市)は、学校の建学カーネル概念をESD(持続可能な発展のための教育)から、より強力な意味合いのELGR(= Education for Local and Global Remediation (Reconstruction);地域社会と地球の修復(再建)のための教育)に変更する検討を始めます。今、地域社会や地球全体を取り巻く状況は誰もが予想するよりもひどい状況にあり、2030年のSDGs目標達成にも程遠いのが現状です。がんなどの悪性の病巣(病気の根本原因)をそのままにして、養生をしても効果が期待できないように、地域社会やサステナビリティの取り組みも、まずは問題を悪化させる根本原因を除去・改善しなければ、その上にいくら良いことをしても効果がないという「糠に釘」「とうふにかすがい」批判の考え方に立った行動を行うというものです。これまでの脱商業主義の方針はそのまま、さらに発展的に継承し、より強力に活動を推進していく予定です。銀鮒の里学校が正式にELGR宣言を行った場合、現在の同学校の英語名であるGinbuna-no-sato ESD Schoolは、Ginbuna-no-sato ELGR Schoolに変更することになります。

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