能勢・ぎんぶなのうえんだより(2022年9月4日)

トマト・唐辛子の旬です!

能勢・ぎんぶなのうえんでは、風味濃厚でおいしいトマトと唐辛子が収穫期を迎えています。春の到来が平野部よりも遅いうえ、窒素施肥を抑えた種子からの完全露地栽培のため、ハウス栽培の農園より1〜2ヶ月程度遅めの収穫開始ですが、長期間、能勢の大自然の風に吹かれながら、しっかりと大地に根を下ろし、じっくりどっしりと育っていますので、農薬不使用栽培を実現でき、個性の強い固定種の品種特性を最大限に発揮できています。他の農園産では味わうことのできない、能勢・ぎんぶなのうえんだけの懐かしさを感じる味わいを、ぜひ、現地で入手してお楽しみください。

※一部、種子生産者による種子消毒が行われているものがあります。その場合も、能勢・ぎんぶなのうえんでの農薬の使用はありません。

教育機関の付属農園というかたちでの運営形態をとっている能勢・ぎんぶなのうえんでは、正直な農業文化の普及の観点から、必ず栽培履歴(トレーサビリティ)情報を紐付けたかたちで頒布を行っております。栽培履歴情報は、下記のURLリンクまたはQRコードのスキャンでアクセスできます。

ポンデローザトマト

昭和の頃に定番の桃(赤)色大玉トマトで、全体的にバランスのとれた濃厚な風味が特長です。忘れかけていたあのトマトの鮮烈な風味がよみがえります。ぜひ、味をお確かめください。細胞を強化し、濃厚な風味を最大限に引き出す農法で、追熟でもしっかりと赤くなり、濃厚な風味をお楽しみいただけます。

ポンデローザトマトの栽培履歴情報

プリンシペ・ボルゲーゼトマト

イタリア伝統の加熱調理用小粒トマトです。旬の時期は、生のまま、炒め料理や煮込み料理に使えば、旬のときだけのフレッシュな味わいが楽しめます。ドライトマトにすると、一年中、旨味が濃厚な調味素材(保存食)としても重宝します。イタリア本場のマンマのスローフードを楽しめる、これまた希少な一品です。(生産農家はきわめて少ない品種です。)

プリンシペ・ボルゲーゼトマトの栽培履歴情報

神楽南蛮(唐辛子)

新潟県中越地方の伝統品種の唐辛子(野菜)で、ししとうや万願寺唐辛子などと同じようにお使いいただけます。ちょうど、少し辛味があり、特有の風味が強いピーマンのようなイメージです。唐辛子特有の香りが強いので、料理にアクセントを与えます。日本の品種ですが、ハラペーニョの辛味をマイルドにしたような風味ですので、イタリア料理やメキシコ料理などにもよく合います。緑色の果肉にはほとんど辛味はなく、白いワタの部分に辛味が集中していますので、辛味の調節が簡単で、ピーマンのような使い方もできます。(唐辛子としては辛口ではなく、辛さは控えめのほうになります。)ヘンな鮒もハマっている、ぜひお試しいただきたい唐辛子です。

神楽南蛮の栽培履歴情報

【頒布方針・頒布条件】

一般販売は行いません。こどもの食育などのために、数量に限りがある能勢・ぎんぶなのうえんの野菜をほんとうに必要としている方に、鮮度のよい農産物を確実にお届けするため、銀鮒の里学校の会員または銀鮒の里アカウントをお持ちの方で、頒布希望の意思表示を頂いた方に、栽培履歴情報とともに、農園現地で直接手渡しとさせていただいております。(諸般の事情から、能勢・ぎんぶなのうえんでの受け取り方については、契約が成立された方に直接ご案内させていただきます。)銀鮒の里学校の会員の方には会員特典として、銀鮒の里アカウントをお持ちの方には、頒布希望者が購入希望額をご提案いただき、能勢・ぎんぶなのうえんの栽培者との交渉によって、頒布価格(頒布条件)を決定し、同意に至った場合には、契約成立となり、現地にて手渡しさせていただきます。なお、栽培履歴情報の添付に同意いただけない方(化学認識農業への理解がない方)への頒布はお断りしております。

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