カナダでHPAIウイルス感染による死者、北米初

カナダ西部アルバータ州の病院で3日に死亡した患者から、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスが検出されました。このウイルス型は、愛媛県西条市のバタリーケージ養鶏場で発生した1例目のHPAI禍の原因ウイルスと同じ型のものです。死亡した患者は、中国から帰国してから発熱等の症状を訴えており、治療を受けていたということです。カナダ保健省は「きわめて稀な例で、感染拡大の心配はない」としていますが、人に感染したHPAIウイルスが他の人に感染していくことを繰り返していくうちに、人への感染力が高く、さらに人への病原性がより高い株に変異していく可能性が危惧されており、これが、人の新型インフルエンザウイルスです。HPAIウイルスは人への感染力は、感染鳥との濃厚接触時に感染する程度であるものの、感染したときの致死率は人の場合でも高く、60%程度とされています。さらに人の場合は、鶏(1〜2日)よりも潜伏期間が長く(2〜9日)、発病で感染に気づいたときには、もう手遅れということもあり得ます。一刻も早く工業的養鶏の禁止を決断しなければ、そのうちに養鶏場従事者のHPAI感染者が出ることになるかもしれません。

コメント

  1. […] ふなあん市民運動メディアは、昨日、大阪府が環境省が策定した「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」を根拠にして、野鳥不審死の調査・処理業務を拒否した問題から、当該マニュアルの行動基準を、AI緊急事態に即した厳格化案として、鳥種・死亡個体数に関係なく、1羽でも死亡鳥を目撃した場合は、目撃者の環境・保健衛生当局への通報と、通報に基づく関係当局の現場駆けつけと防疫上必要な調査と処理を義務付けるよう、また、素人処理による感染拡大のおそれを完全に排除するために、素人処理を禁止するよう、政策提言を行います。(現行の「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」では、地方自治体等による調査・処理の対象外となる事例の場合は、手袋着用で回収することを求める素人処理を行う旨の記述があります。)このような政策提言を行うに至った科学的背景には、12月31日に第1例目が発生した愛媛県西条市のバタリーケージ養鶏場でのHPAI禍(原因ウイルスの遺伝子型は、人への感染も懸念されているH5N1型)に関連した愛媛県の野生鳥類の調査で、とくに異常個体が確認されなかったことから、現行の「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づくかぎり、妥当性のある説明ができない事象が現場で発生したということなど(※当メディアに関連記事あり)が挙げられます。さらにカナダでは、H5N1型鳥インフルエンザウイルスへの感染が原因とみられる人の死亡事例も報告されています。(※当メディアに関連記事あり)新型コロナウイルス・オミクロン株の教訓もあり、人新型インフルエンザの未然封じ込め策は、待ったなしの状況にあります。 […]

PAGE TOP
⚠警告:非認証ユーザーのコピー行為はあなたにとって重大な法令リスクを伴います。