P&Gの正体

画期的な技術で史上最強の洗浄能力であるかのようなCMを流しておきながら、改良新商品が出るたびに「これまでの洗剤では、イヤなニオイが…」のような自虐CMを繰り返すP&G。化学メーカーや洗剤メーカーといわれますが、それらのメーカーの仕事としては、欠陥品レベルであり、自主回収すべき事態といえます。しかし、欠陥品自主回収どころか、次々と売れ続けるのです。P&Gとはほんとうに化学会社や洗剤メーカーといえるのでしょうか。

ユダヤ式マーケティングのスペシャリスト

結論からいいますと、P&Gの正体は、マクドナルドと並ぶユダヤ式マーケティングのスペシャリストなのです。現代マーケティングの世界では、P&Gは世界屈指のマーケッター・スペシャリスト集団として神格化されているほどです。マーケティング力がずば抜けて高いために、欠陥品を欠陥品とは認識させることなく売ることができるのです。消費者の立場からみれば、このようなP&Gは非常に恐ろしい存在なのです。催眠術といえば、マルチ商法であるとか、怪しげな新興宗教といった、常識人には縁がない特別な存在と思われがちですが、実は、P&Gに懐疑心をもたない消費者の多くが、無意識のうちにP&Gの催眠術にかかり、思考停止状態で買いものをさせられていたのです。元来、日本の消費者は、昭和のころの「知恵袋」のように、世界一知恵を使う生活をするともいわれ、世界一賢い倹約家といわれていたはずですが、今日では、ごく一部の層を除いては、見る影もないほどになっています。その現れこそが、P&Gの欠陥品レベルの洗剤や柔軟剤、ビーズをいつのまにか掴まされている現代の消費者の姿なのです。

催眠商法は、ユダヤ式マーケティングの特徴です。ユダヤの美意識として、「どのような方法を駆使してでも、金を得ることこそが大切」というのがあります。金を獲得するのに方法を選ばないわけですから、道徳的善悪は別として、そういう観点では、催眠商法は最も合理的なマーケティング手法であるといえます。だから、マクドナルドもP&Gも、ジンクピリチオン効果を巧みに駆使した反復CMなど、何も言わさずに盲信させるような手法を駆使し、消費者は同じような引っかかり方をするのです。奴らの魔の手に引っかかると、思考停止状態になり、問題意識の自覚すらない無批判の状態になるので、市民運動のモチベーションを下げる戦略ともいえます。このようなマーケティング手法は、仁徳を重んじる近江商人のような商売のやり方とは対照的であるといえます。「アリエール」という合成洗剤のブランド名の由来がヘブライ語であることや、シャンプーのブランド「ヴィダル・サスーン」の創始者であるヴィダル・サスーンがイスラエル人であること、さらに、P&Gとイスラエル製薬大手のテバ・ファーマスーティカル・インダストリーズとのOTC薬合弁企業「PGTヘルスケア」を創設したことなどからもわかるように、P&Gはイスラエルと非常に結びつきが強い企業なのです。金のためには手段を選ばないというその美意識は、さまざまな恨みや征服欲をもたらす原因となり、パレスチナ弾圧やアメリカと共謀したシリア空爆といった、中東紛争が絶えない実態や、全地球規模での環境破壊、サステナビリティで国際社会から孤立した実態をもたらす根本原因となっています。国家としてのイスラエルが、質の高い教育を通じた世界平和を目指すユネスコから、アメリカとほぼ同時期に脱退したのも象徴的なできごとです。

*ジンクピリチオン効果:マーケティング用語で、ハイテクを想起させるような表現を強調することで、受け手がその意味を理解していなくても、根拠なく「画期的な凄いことだ」という印象を持ってしまう心理的効果のこと。科学的根拠を隠蔽することもできることから、ニセ科学の隠れ蓑になることも原理上は可能であり、問題視されている。この用語は、かつての花王のフケ防止効果を謳ったジンクピリチオン配合シャンプー「メリット」(※ジンクピリチオンの催奇形性の問題から、現行品にはジンクピリチオンは配合されていない)の広告宣伝効果に由来する。

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