サンフランシスコ市ありがとう!
銀鮒の里学校は29日、豊中市に、市独自で「豊中市ハッピーセット禁止条例」を実現するよう、政策提言を行いました。豊中市の姉妹都市、米カリフォルニア州サンマテオ市の近隣のすぐ北に位置するサンフランシスコ市では、13年前に、市独自のハッピーセット禁止条例が議決された経緯があり、さらにその前には、同じくカリフォルニア州で、サンマテオ市の南に位置するサンタクララ郡では、サンフランシスコ市の条例案の参考にされた、同様の条例案が提示された前例があります。銀鮒の里学校は、このサンフランシスコ市の前例が、米国連邦政府(日本の国に相当)や州(日本の都道府県に相当)レベルではなく、行政分類上は豊中市と同じ立場の市レベルでの前例であることに注目し、「(国が違うとはいえども、姉妹都市の近隣都市サンフランシスコ市の前例は、)同じ立場の豊中市も、その気になればできるということを示している。SDGs時代ということもあり、豊中市もこれに続くべきだ」と訴求しました。
サンフランシスコ市と同様の豊中市ハッピーセット禁止条例が制定された場合、豊中市内にあるマクドナルド店舗において、オマケの玩具をつけた形のハッピーセットの販売が禁止されることになり、とくに、ハッピーセットをオマケ玩具目当てで購入するとみられる幼稚園児から小学校児童のマクドナルド喫食の抑制効果が期待されます。市条例ですので、条例の直接的効力が及ぶ範囲は豊中市内に限定されますが、前例主義の傾向が根強い日本の自治体行政システムでは、今日のSDGsが追い風となって、国内の他の自治体でも追随の動きが出ると予想され、日本国内でも、悲願のイタリア型の官民協働マクドナルド追放運動の機運醸成につながることが期待されます。
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