新潟県村上市のメガポで鳥インフルの疑い、確定なら今季第2の事故規模、約130万羽

新潟県は5日、同県村上市の採卵養鶏場で、鳥インフルエンザの疑い事例が確認されたと発表しました。新潟県によりますと、5日朝、当該農場から死亡数が異常に多いとの通報が、この地域を所管する下越家畜保健衛生所にあり、同家保が簡易検査を行ったところ、A型インフルエンザの陽性反応が確認されたということです。現在、遺伝子検査を行っており、その結果は、6日午前中には判明するとみられます。新潟県では、遺伝子検査の結果、鳥インフルエンザの疑似患畜と判定された場合、直ちにこの採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約130万羽の殺処分に着手することにしています。この採卵養鶏場は、飼養羽数からバタリーケージ養鶏場とみられますが、殺処分が決定すれば、今季の殺処分数では、1例としては史上最大規模となった青森県三沢市の約139万羽に次ぐ規模となり、自衛隊の災害派遣要請は必至とみられます。

FMGでは、遺伝子検査の結果が判明し次第、速報記事を配信する予定としています。

新潟県による公式情報
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/344747.pdf