25日、千葉県匝瑳市のアヒル農場から、食欲不振や産卵数低下などの異常がみられるとの通報があり、簡易検査を行ったところ、AI陽性が確認されました。本日、遺伝子検査の結果、HPAIの疑似患畜であることが確認されたため、このアヒル農場のアヒル約1,700羽と、同市内の疫学関連農場のアヒル約1,200羽が殺処分されました。さらに、このアヒル農場からは、茨城県や埼玉県にもアヒルが移動されていたため、疫学関連農場は、移動先の各県にも及びました。内訳は、茨城県がかすみがうら市の約1,100羽(1農場)、埼玉県が春日部市の約1,400羽(1農場)・熊谷市の約400羽(1農場)で、県外の疫学関連農場分の合計は約2,900羽に及びました。県外の疫学関連農場分のアヒルも殺処分の対象となりました。千葉県によりますと、千葉県匝瑳市での殺処分はすでに完了したということです。
●千葉県の公式情報
高病原性鳥インフルエンザ「疑似患畜」の発生について(第12報)(令和4年1月26日)
高病原性鳥インフルエンザの殺処分終了について(第13報)(令和4年1月26日)
●農林水産省の公式情報
千葉県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内15例目)及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について:農林水産省
コメント