【速報】茨城県坂東市のバタリー養鶏場で鳥インフル確定、茨城県最大規模、約115万羽を殺処分

農林水産省は10日午後3時頃、茨城県坂東市の茨城県最大のバタリーケージ養鶏場で、9日午後に確認されていた鳥インフルエンザの疑い事例について、遺伝子検査の結果、この採卵養鶏場の採卵鶏について、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であると判定されたと発表しました。これを受けて茨城県は、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約115万羽を殺処分することになりました。なお、殺処分などの防疫措置にあたっては、自衛隊に災害派遣を要請するものとみられます。この採卵養鶏場は、100万羽超級で直近の事例が発生した、八千代町のエッグドリーム八千代の約111万羽を約4万羽上回る、茨城県最大のウインドレス・バタリーケージ採卵養鶏場であり、圏央道(国道468号線)沿い、同 坂東インターチェンジの北西約3kmに位置し、エッグドリーム八千代からは直線距離にして約17km離れた位置にあります。

「最新鋭の工業的養鶏技術」をもってしても敵わず:工業的養鶏の限界を思い知らさせる激甚災害

この採卵養鶏場の運営会社の公式ウェブサイトでは、平素からきわめて厳重な防疫対応が行われていることが記されており、また、茨城県内を対象地域とした求人サイトでの同社の求人ページでは、「最新鋭の技術を集積した茨城県最大の鶏卵生産農場」と標榜しています。(下の写真を参照)これらのことからFMGでは、他の事例と同様に、カラスなどの近郊型の野鳥がAIのウイルスを拡散させ、それに、バタリーケージ飼養で弱った採卵鶏が日和見感染しているのではないかと分析しています。今回の事例確定により、茨城県内における100万羽超級の鳥インフルエンザ発生事例は、かすみがうら市、八千代町に次いで3例目となり、殺処分数の今季累計は、400万羽を突破するとみられます。

農林水産省による公式情報
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/230210_5.html

茨城県による公式情報
https://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/chikusan/kachiku/infuru/index.html

今回、AI禍が発生したウインドレス・バタリーケージ養鶏場の周辺写真
茨城県がマイクロソフト商品を使用して作成した資料(上のGoogleマップと比較してください。)
鳥インフルエンザが発生したとみられるバタリーケージ採卵養鶏場の全景((C)Google)
求人サイトの求人広告。「最新鋭の技術を集積した茨城県最大の鶏卵生産農場」というのが印象的だ。
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