滋賀県近江八幡市の養豚場で豚熱(CSF)感染の疑いがある豚が見つかり、国による確定検査の結果、豚熱陽性と確認された。滋賀県は、19時30分より、豚熱が発生した養豚場で飼養されていた豚1,400頭の殺処分と埋却などの防疫措置を開始した。
豚熱(CSF)は、豚やイノシシなどの豚類に特有のウイルス感染症であり、家畜伝染病予防法の家畜伝染病に指定されている。(2020年から2021年にかけての冬季に猛威を奮った高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)も同法の家畜伝染病に指定されている。)家畜伝染病予防法の規定では、治療法が確立されていない家畜伝染病の疑似患畜が見つかった場合は、直ちに家畜保健衛生所に届け出ること、さらに、国による遺伝子検査(確定検査)で陽性が確認された場合は、感染していない家畜を含め、全数の殺処分が義務付けられている。なお、人や豚類以外の家畜には病原性を示さない。
滋賀県豚熱に関する情報|滋賀県ホームページ
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