宮城県丸森町の養豚場でCSF確認、移動先10県へも影響波及

宮城県丸森町の養豚場で豚熱(CSF)の発生が確認されました。宮城県と農林水産省の発表資料によりますと、この養豚場での飼養頭数は約7,000頭で、その他、県内の大崎市(1農場)と、県外でも岩手(1農場)・山形(2農場)・栃木(2農場)・群馬(2農場)・茨城(6農場)・千葉(6農場)・埼玉(2農場)・神奈川(1農場)・静岡(2農場)・愛知(1農場)の10県にわたり、CSF発生農場からの豚(受精用の精液のみを移動し、それを移動先の雌豚に受精させた場合を含む)の移動があった疫学関連農場が分布し、それら関連分は約900頭に及ぶということです。宮城県および疫学関連農場が所在する各県は、丸森町のCSF発生農場とその疫学関連農場の豚あわせて約7,900頭を殺処分するということです。うち、宮城県での発生分については、電気ショックと薬物による殺処分を行うということです。

宮城県丸森町は、福島県との県境に接する宮城県の最南端に位置し、12日に豚熱が発生した同 大河原町の南東側に位置します。大河原町の豚熱に関しては、既に防疫措置が完了しており、現在のところ、その周辺では、今回の豚熱を除き、新たな豚熱の発生はないということです。

●宮城県の公式発表

県内における豚熱の発生に関する情報

●農林水産省の発表(プレスリリース)

宮城県における豚熱の確認(国内76例目)及び「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」の持ち回り開催について:農林水産省

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