栽培管理に延べ1,000km以上！やさしさいっぱいのクリスマスチコリ
能勢・ぎんぶなのうえんだよりをいつも最後までお読みいただいている方は、きっと、他者の苦労や痛み苦しみも、自分ごとのようによくわかる、とても心優しい人、とてもよい家族だと信じています。そのような家族の喜ぶ姿を想像しながら、いつも管理のために往復50kmを自転車で移動して、イタリア伝統品種のチコリをつくっています。夏の危険なほどの暑さが続く8月から、チコリの播種・育苗を始めて4ヶ月。管理のために自転車で行き来した回数は20回は軽く超えていますから、管理のために延べ1,000kmを移動したことになります。今年は異例の酷暑で、とくに栽培環境の制御に限界がある露地育苗では苦戦を強いられました。正直なところ、活着率も生育も決して芳しくありませんでした。そんな逆境のなかで、今季から導入したイタリアの固定種ローザは数は非常に少ないですが、順調に成長しています。
今年のクリスマスイブは、再来週の日曜日、あと1週間少々になりました。クリスマス直前受け渡しであれば、軟白処理をするタイミングです。2週間程度、株の中心部に太陽光が入らないよう、外葉で包み込むようにして光を遮ります。その間も、内葉は成長を続けようとしますが、光を遮られているため、葉緑素ができず、その結果として、チコリ特有の淡い色の葉がギュッと詰まったような状態となります。このローザは半結球タイプのため、ふわっと開いた状態で、ピンクの葉が詰まったような状態となります。チコリ・ローザは、大きい平皿に敷き、タコやイカ、鯛や帆立貝柱などの淡白な風味の白身の刺身を並べ、同じく、能勢・ぎんぶなのうえんでとれたサラダバーネットの若葉をパラパラっとかけ、バルサミコ酢とエクストラバージンオリーブオイルを軽く回しかけたカルパッチョはいかがでしょうか。にがりを豊富に含んだ海塩を少しつけてどうぞ。とてもおしゃれに、上質なクリスマス・ディナーをお楽しみいただけます。刺身をナチュラルチーズのスライスに置き換えたオードブルもおすすめです。淡白なようでいて、チコリ特有の心地よいほろ苦さも感じられて、実はボディがしっかりとした、レタスとは異なった力強い味わいがあります。
心優しい子育て世帯の方に、ぜひお受け取りいただき、本場イタリアのような、おしゃれでいて、優しい雰囲気のクリスマスをお楽しみいただきたいと願っております。ご希望の方は、銀鮒の里アカウントでログインしていただき、欲しい気持ちをお伝えください。（この記事へのコメントでも、お問い合わせフォームでも構いません。）お渡し時期は、12月20日から25日（クリスマス当日）までの、ご来園予約を頂いた日となります。昨年は、誰も買い手がなく、とても寂しい思いをしました。ウェブなどですでにご承知のように、チコリ・ローザは、本場の食材を求めるイタリアンシェフ垂涎の品種となりますので、ぜひ、この機会に、欲しい気持ちをお伝えください。
あなたのご家庭に連れて帰ってあげてください！クリスマス野菜頒布受付中
ほんとうに大切に味わっていただける、心優しいご家族に、我が子のように育てた愛おしいイタリア野菜をお分けします。現地での受け渡しですので、収穫体験もお楽しみいただけます。クリスマス野菜の受け渡しは、12月25日（月）まで（雨天・天候不安定日を除く）です。ご希望の方は、銀鮒の里アカウントを取得いただき、この記事で、または、直接会って、欲しい気持ちと、ご希望の頒布条件（ご購入希望価格）とその理由をお伝えください。（直接会う場合でも、銀鮒の里アカウントは必要となります。取得直後でも構いません。）
住民税非課税の子育て世帯には無償提供（※条件あり）
住民税非課税の子育て世帯には、お好きな野菜や花苗を無償で提供いたします。ご希望の方は、銀鮒の里アカウントを取得いただき、住民税非課税の子育て世帯であることを証明する、自治体からご自宅に郵送された公的書類の原本（物価高騰対応支援給付金（7万円）の給付通知書も可；不正行為防止のため、コピーは不可）をご用意ください。交通手段については、ご自身でご用意いただきます。（自転車で豊中から約2時間半から3時間、池田・川西（市街部）から約2時間、猪名川町（役場）から約1時間、能勢電鉄山下駅から阪急バスの便あり、最寄りのバス停から徒歩約20分；自動車用の専用駐車場がないため、自転車か公共交通機関のご利用をおすすめします。）
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