【速報】「栗原はるみ わたしのカレー」景品表示法違反の疑いで消費者庁に公益通報、パッケージ表面の印象とは大きく乖離した原材料の実態を問題視

FMGは8日、消費者庁に対して、昨日の記事で取り上げたエスビー食品の「栗原はるみ わたしのカレー」について、景品表示法違反(優良誤認)の被疑事例として公益通報をしました。問題の商品は、パッケージ表面には「化学調味料無添加」「こだわったのは、あめ色炒め玉ねぎと特製ブイヨン」と、いかにも自然の食材の持ち味を活かしたかのようにとれる表示をしている一方で、パッケージ裏面の原材料表示を確認すると、合成甘味料が使用されている実態があります。合成甘味料は、人の味覚で、甘みを感じる味覚を騙して、食材によらない偽の強い甘みを感じさせる、表面のイメージとは真っ向から反する作用性を持つ合成添加物であることから、コンセプトに矛盾があり、誤解を招きかねない悪質性があると判断、公益通報に至ったものです。

問題商品のCM動画(エスビー食品)

エスビー食品は、「栗原はるみ氏は、自身の名を冠した商品への合成甘味料の使用を容認したのか」との質問に対して、「企業のノウハウにも関係していることなのでお答えできません」と回答しました。

消費者庁における景品表示法被疑事例の審査には時間がかかるのが通例ですが、FMGでは、今回の事例について、今後も動向を注視していきます。

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