鹿児島県は9日、同県出水市野田町の採卵養鶏場でH5亜型の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が発生したと発表しました。8日に、この養鶏場を運営する系列農協から、死亡数の増加がみられると、この地域を管轄する家畜保健衛生所に通報があり、同家保が現地で簡易検査を行ったところ、A型インフルエンザ陽性の反応が確認されました。8日、遺伝子検査を行ったところ、HPAIの疑似患畜であることが判明したということです。これを受けて鹿児島県では、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約22万羽の殺処分を進めています。今回の発生で、同じ出水市内で殺処分されることになる家禽の数は100万羽を突破することになります。
鹿児島県による公式情報
https://www.pref.kagoshima.jp/ag07/r4-hpai/8-2.html
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