【緊急】マスコミや行政は伝えない、新型コロナウイルス感染症の正しい予防法

東京・大阪・京都・兵庫の1都2府1県を対象とした、25日からの新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が決定されました。聡明な読者のみなさまはご承知のとおり、マスク着用・社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)・手指消毒は、どれも新型コロナウイルス感染症予防の最優先事項ではありません。しかし、マスコミや行政などは、これらが最も重要な予防策であるかのように強調します。なぜなら、これらのアピールは、マスコミや行政にとって、最も無難だからです。残酷なようですが、マスコミや行政は、私たち一人ひとりを守りたいとは思っていないのが現実なのです。このような現実を理解したうえで、誰からも干渉されることなく、一人ひとりが自身やあなたにとって大切な身の回りの人の健康を主体的に防衛するアクティブ・ディフェンスの取り組みが重要になるのです。

最も重要なのは免疫力

いまさらいうまでもないことかもしれませんが、マスコミや行政などがアピールしない重要なことですので、繰り返し言いますが、新型コロナウイルス感染症予防で最も重要なことは、免疫力を高い水準で保つことです。これは、新型コロナウイルス感染症に限らず、すべての感染症の予防に関して最も重要なことです。それでは、免疫力を高い水準に保つには、どのようなことを、どのような優先順位で気をつければよいのでしょうか。

腸内細菌叢を良好に保つ

腸管には、全身の免疫細胞の約半分があるといわれており、免疫力は腸内環境に大きく依存することがわかっています。腸内環境はふん便(うんち)の状態や排便回数であらわれます。便秘や下痢が続く状態は、腸内細菌叢が劣悪な状態であることを疑うべきであり、免疫力を低下させ、感染症にかかりやすい危険信号ですので、注意が必要です。具体的には、日々の生活で次のようなことに注意します。

  • 食物繊維を多く摂取し、お通じを促す
  • 不要な食品添加物(とくに保存料・合成甘味料・輸入果実の防ばい剤・合成着色料)を摂取しない
  • マクドナルドなどのジャンクフードは絶対に口にしない
  • 動物性食品は最大限に控え、できるだけベジタリアンないしはビーガンを目指す
    とくに、鶏肉の加熱不十分が原因で起こるカンピロバクター食中毒は危険です。生の鶏肉には薬剤耐性菌が潜んでいる可能性が高いことが、厚生労働省の調査でわかっており、細菌感染でさらに体力が低下したところで、新型コロナウイルスに日和見感染するという可能性も考えられます。
  • 適度な運動をする
    こどもの運動部などの部活を制限する動きもあるようですが、愚かなことです。こどもがスポーツを望んでいるのであれば、積極的にさせるべきです。適度の運動は、腸の蠕動運動を活発化し、良いかたちの快便につながり、感染症予防のためにとてもよい習慣です。
  • ストレスを溜め込まない
    ステイホームで商業ゲームというのは、無意識のうちに欲求不満のストレスを溜め込むことにもなり、絶対にダメです。

密を避けるために、郊外へレジャーに出かける

冷静になってよく考えて下さい。「不要不急の外出は自粛を」は、すべての外出に関していえることでしょうか。答えは、そうとはいえません自粛すべき外出とは、密集を生じやすい都市部内における、必要性が低い外出のことです。東京や大阪の都心部に行くことを自粛すべきというのは、正しいことかもしれませんが、郊外にレジャーに出かけることまで自粛すべきではありません。むしろ、密回避の感染予防のために奨励されるべきです。ゴールデンウイークを控えていますが、キャンプなどのアウトドアや里山での活動にはとてもよい時期になります。都市部でのステイホームでストレスを溜め込まない人はほとんどいません。オンシーズンのアウトドアレジャーは、多くの人にとって最も効果的なストレス発散・予防法です。ゴールデンウイークは自粛のチャンスだという都会の役所の空虚な論理に惑わされず、いつものゴールデンウイークと同じように、自分たちのやりたいことに正直になってほしいと思います。但し、日頃の居住場所よりも都会で長い時間を過ごすようなことは、マスコミや行政が注意喚起しているとおり、できるだけ避けていただきたいものです。レジャーの行き先としては、誰も行かないような、自然が多い穴場的スポットがおすすめです。非日常空間でのリフレッシュやアクティビティは、ストレス解消で免疫力を高め、新型コロナウイルスへの感染リスクを大きく低減するのに役立ちます。

ビタミンD有効説について

たしかに、ビタミンDの体内水準が高い人は感染症にかかりにくいというエビデンスは複数存在しています。このようにいうと、ビタミンDがあたかも神のような存在で、ビタミンDの重点摂取ばかりに気を取られるような人が多いのが、日本人の悪いところといえます。実は、ビタミンとは、互いに異なる作用を持ち、身体の健常性を保つうえで支え合っています。実際のところは、感染症の予防に関して、ビタミンで重要なのはDだけではなく、粘膜の防御力を高めるAも、代謝を活性化させるB群も、新陳代謝を促すCも、血行を促すEも重要で、どれが欠けても、感染症の感染に隙を与えることになります。ビタミンDをいつもより多めに摂ることも、有事の際の感染症予防に有効かもしれませんが、他のビタミンについても不足なく摂取することが大切です。

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