【終戦の日】戦争・残虐シーン鈍麻問題を考える

きょうは第二次世界大戦が終わって78年の終戦の日です。お盆休み期間中で台風ということもあり、家で商業ゲーム(コンピューターゲーム)をしているという話も俗世間ではよく聞きます。その商業ゲームのタイトルの多くが、戦争や闘争・抗争、威力による破壊といった、残虐・過激シーンを含むようになっている現状にあって、俗世間では、商業ゲーム禁止・規制論はほとんど聞かれない社会病理が問題になっています。これは、戦争や残虐(クルーエルティ)に対する意識の鈍麻をよく表しています。

HSPという気質の人がいることを忘れないでください

高感受性気質(HSP(= Highly Sensitive Person))という気質を持つ人がいます。その呼称が示すとおり、外部からの精神的刺激に敏感に反応する気質の人のことを指します。社会問題に対しても、HSP気質ではない人よりも鋭く認識し、ジブンゴトとして深く考える傾向があるので、市民運動家に多い気質です。この記事の記者のオカヤマンヘンな鮒も、HSP気質を持つ一人であり、その中でも、知的刺激などのポジティブな刺激を求める傾向があるHSS型HSPという気質を持っています。

HSS型の有無に関わらず、HSP気質の人は、商業ゲームに代表される戦争・残虐シーンに強い嫌悪感(罪悪感)を感じます。そのような表現をもつゲームなどが社会に存在し、肯定的に受け止められること自体が受忍限度を超えており、許せないと思うのです。「こどもは商業ゲームが好きであたりまえだ」と思い込んでいる思考停止者も俗世間には多いようですが、そのようなことが放置されていること自体が、多様性への配慮に欠き、平和ボケしている社会であることの現れではないでしょうか。記者は、HSPの人には、物静かな人が多いこともあり、「戦争・残虐シーンを容認する商業ゲームは嫌悪感が強くて許せない」という訴えが、商業ゲームに価値観の基軸を置こうとするマスメディアの同調圧力に無批判な俗世間には届いていないだけで、かなりの数で存在するはずだと確信しています。そのようなことの一つひとつの積み重ねが、「(俗世間にはわかってもらえるはずがなく)何となく生きづらさを感じる」原因になっているはずなのです。HSPの人は、自分の思いに正直に声をあげることも必要ですし、HSPではない人は、そういう繊細な心の持ち主が、俗世間の何気ない行動に傷ついているということを認識すべきです。

今、私たちがすべき平和への行動の第一歩、それは、一人ひとりがやさしい社会を思うことではないでしょうか。あなたにできること、すべきことを考えて、その結果を行動に反映してください。

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