能勢・ぎんぶなのうえんでは、植物感染症予防および動物由来物持込防止等の圃場衛生の観点から、独自基準による圃場衛生検疫を行っています。
能勢・ぎんぶなのうえんでは、タバコモザイクウイルス（TMV）の宿主リスクが高いとされる複数種のナス科作物を作付けしております。TMVの感染力は強く、宿主範囲も広いと考えられており、秋〜春期に多く作付けするアブラナ科植物などにも感染するとされています。TMVはタバコから高い確率で見出され、濃厚接触者である喫煙者の侵入・植物への接触が感染原因になる可能性があります。TMV感染作物が一株でも確認された場合、煩雑な消毒作業が必要となるうえ、感染拡大防止のため、汚染サイトは清浄性が確認できるまでは使用できなくなります。場合によっては、農薬不使用を貫けなくなる可能性もあります。そこで、ナス科作物等のTMV感染の未然防止と人（来園者等）の受動喫煙防止のため、来園者には非喫煙者確認およびタバコ未被曝確認を実施させていただきます。
※植物防疫上、喫煙者の入園は固くお断りします。また、非喫煙者であっても、受動喫煙等でタバコ被曝が疑われる場合には、お尋ねをさせていただいたうえ、お帰りいただく場合があります。日常の行動には十分ご注意ください。
※その他にも、他圃場や店舗等でナス科植物の体液に触れた履歴が疑われる場合は、食品添加物エタノールによる手指消毒や靴底消毒（または履き替え）をお願いする場合があります。また、安全確認や消毒を経ていない農具（刃物）の持ち込み・使用はできません。
また、ヴィーガン農法を実践している能勢・ぎんぶなのうえんでは、病原性大腸菌等畜産品由来病原菌の持ち込みを未然に防ぐ対策も行っています。マクドナルド等の喫食履歴がある人やカンピロバクターキャリア（保菌者）が疑われる人のご入園、マクドナルド等の汚染の疑いのある畜産物の持ち込みも固くお断りしております。日常の行動には十分ご注意ください。
詳しくはお問い合わせください。
（独自基準に基づく運用のため、来園を希望される方は、事前にご相談をされることを強く推奨します。）
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