【速報】広島県三次市三和町の採卵養鶏場で鳥インフル確定、広島県で今季最大規模の約83万5,000羽を殺処分

あの大手グループ農場か?県内最大級の養鶏場のひとつ

広島県は10日午後9時、同県三次市三和町にある県内最大級の採卵養鶏場の採卵鶏について、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と判定されたと発表しました。これを受けて広島県では、陸上自衛隊に災害派遣を要請のうえ、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約83万5,000羽の殺処分を始めました。この事例の確定により、広島県内で殺処分される家禽の羽数は約155万羽になり、広島県全体での飼養羽数の約16%を失うことになるということです。

三次市三和町は、これまでに広島県内で4例が発生した世羅町に隣接した地域ですが、この発生農場は、三和町の養鶏場のなかでも世羅町に近い位置にあり、広島県内有数の飼養羽数規模を誇る採卵養鶏場のひとつだということです。なお、三次市三和町には、ケージ卵業界全国第2位、西日本首位のアキタフーズ(広島県福山市)のグループ農場のひとつが立地していることが知られていますが、広島県が設置している車両消毒ポイントのいくつかは、その養鶏場の近くや、その養鶏場のすぐ近くを通る国道375号線沿いの施設に設置されていることが、FMGの調べでわかっています。

広島県による公式情報
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/515166.pdf

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