#TobaccoExposed
#タバコ被曝
きょうはWHO世界禁煙デーです。今年のグローバル・スローガンは、”Poisoning our planet”(私たちの惑星(地球)をタバコ中毒から守ろう)”です。タバコの吸殻は、世界中で最も一般的な不法投棄(ポイ捨て)ゴミとして認識されており、ことに国際社会から、タバコ規制後進国との批判が根強い日本では、その問題は深刻です。(写真参照)
タバコのニコチンのヒト急性毒性(経口)は、推理小説などで頻出する、毒物の代名詞ともいえるシアン化カリウム(KCN;青酸カリ)の3倍ともいわれています。タバコは身近であることもあり、また、「身近なものはリスクとは無縁と勝手に解釈しがち」だという、日本人の身勝手で都合のよい非科学的な行動傾向も手伝い、この事実はあまり知られていません。当然のこととして、ヒトの経口や吸入による曝露で多大な害悪をもたらすような有害物が、地球の健康である地球環境に対して害悪を及ぼさないはずがありません。タバコは今日でも最も身近な環境汚染物(有害物質含有物)であるという認識を新たにして、世界の禁煙の流れに乗りましょう。
タバコはイヤだ!は市民として当然の権利:タバコポルノは犯罪です!
この記事の配信拠点がある大阪府豊中市でも、歩きタバコの禁止区域が拡大し、以前と比べて、市街地のタバコ臭さは改善されてきていますが、それでも、迷惑な路上喫煙はなくなっていません。ことに悪質なのが、非喫煙者が「タバコは迷惑です(からやめてください)」とアピールをしても、知らんぷりをして吸い続ける者が多いということです。喫煙者(タバコ中毒者)とは、そういうものだということもあるのですが、タバコも含めて、他人が嫌だからやめてほしいと訴えているにもかかわらず、その問題の行為を続け、意に反する嫌悪を強要することを一般にポルノといいます。迷惑タバコの場合は、タバコポルノといえます。タバコポルノは、臭いや行為そのものが不快であるだけではなく、受動喫煙を強要することで、他人の健康を毀損することにもなる、悪質性の高い犯罪行為です。「タバコはイヤだ」という訴えを無視して吸い続ける喫煙者を目撃した場合は、その行為(タバコポルノ)は、暴行罪や強要罪に問える可能性がありますので、すぐに110番通報してください。
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