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理由の如何を問わず武力侵攻は国際犯罪
「ロシアの侵攻はウクライナへの長年の恨みによるものだから、ウクライナに非がある。」
「ウクライナはロスチャイルドやユダヤの思惑が絡んでいる。ロシア(のプーチン大統領)が恨むのも当然だ。」
「ロシア側の視点で報じない日本のマスメディアは偏向報道だ。」
このような、体制側に疑問をもつ高知性派なら、もっともだと思ってしまいそうな論調を耳にしたことはありませんか。
これらは、デマを含む可能性のある、犯罪者(犯罪国家)擁護の陰謀論です。
市民としてすべき思考はいたってシンプルです。
たとえ(ロシア側からみたことに)真実を含んでいたとしても、ロシアがウクライナに対して一方的に武力侵攻した時点で、すべてが否となります。すなわち、ロシアが一方的に悪いのです。他のメディア(情報源)もお調べいただければおわかりいただけるように、これに関しては、日本を含む国際社会、ユネスコ、アムネスティなどの人権NGOもすべて異議の余地を許さない協調姿勢をとっています。
とくにロスチャイルドやユダヤの問題の解釈には注意が必要です。この問題の本質は、権力や富の独占による市民社会の弱体化であって、ロスチャイルドやユダヤの問題の真相究明をしようと深入りするあまり、もっともらしい陰謀論に巻き込まれて本質から逸脱し、そういう人にかぎって、本質に則した主体的行動ができていないという矛盾した実態も多く目の当たりにします。これらがまつわる陰謀論は、しばしばホロコースト(ナチス)思想の正当化にもつながる非常に危険な言論に相当することもあります。ロスチャイルド・ロックフェラーなどの巨大財閥やユダヤ商業主義の問題に対する市民的行動の処方箋としては、当メディアが繰り返し強調しているとおり、
- マクドナルドやスターバックスを飲食しない
- コカ・コーラ商品を買わない
- P&G商品を買わない
- イスラエル製品(イスラエル国家寄りのもの)を買わない(パレスチナの農産物等は買って応援する)
- パソコンはインテル以外のCPUを選び、WindowsではなくLinuxをインストールする
- GAFAMへの依存を極力減らす(とくにFacebook・Apple・Microsoftは完全脱却も容易)
- 大企業商品への依存を極力減らす
- 商業ゲーム、とくに戦闘・殺戮シーンがあるものは禁止する運動をする
など、現実に則した市民的行動を確実にこなすこととなります。口先だけではなく、小さなことでも確実に遂行することが大切なのです。また、陰謀論へののめり込みの危険もあるロスチャイルド問題やユダヤ問題の考察も、前のリストに示した行動を着実にこなしていれば、とくに深入りする必要もありません。深入りするあまり、自己の商業主義への誘惑に負け、リストに挙げた行動を忘れる矛盾を伴っては本末転倒だからです。これらのロスチャイルドやユダヤが絡む問題に関しては、ふなあん市民運動メディアの記事を精読のうえ熟考していれば、市民運動家としては十二分といえますので、ご安心ください。
あわせて注意喚起しておきますと、戦争で悪いのは、ロシアやイスラエルといった国家が悪いのであって、ロシア人やユダヤ人が悪いのではありません。陰謀論を信じる人は、この分別ができず、ホロコースト(様)思想にも繋がりかねない人種差別論を唱える危険な動きもよくみられます。国家と民族は別だという理性的な分別をしっかりすることが、国際情勢を正しく理解するうえでは欠かせません。このことも注意喚起しておきます。
陰謀論を唱える人とはすぐに距離を置くべき:あなたと大切な人の知的幸福のために
陰謀論を唱える人はなんとなく違和感を覚えているが、ご縁もあり、なかなか距離は置けない、そういう声をよく聞きます。しかし、このようにして陰謀論を信じ拡散していくということが社会問題となっていることもまた事実です。陰謀論(デマの吹聴)に対しては、「人間関係の断絶」を示唆することを視野に入れたうえでの、毅然とした対応が必要です。
正しい情報のセーフネットは、あなたをリテラシー面で守り、あなたの知的人脈(質の高い人脈)の保全に役立ちます。この点においても、ふなあん市民運動メディアは力になれるものと確信いたします。
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