きょうは二十四節気の清明です。日が長くなり、多くの草木が芽吹いたり花が咲いたりして、野山が明るさを増しはじめる時期です。遅霜の心配が少なくなり、多くの春まき種子(発芽適温20℃前後の種)の播種適期になります。また、温帯ないしは亜熱帯産植物(春夏型)の植え替え適期となります。作業に追われて、種まきや植え替えの適期を逃してしまうこともよくありますので、低温に適応性があるものから順に作業をこなしましょう。
それでは、能勢・ぎんぶなのうえんに作業に行ってきます。
【適期の作業例】
- トマトのトンネルまき(〜4月末頃)、セルバチコ・大阪しろな等葉物野菜の春露地まき、温帯産草花・ハーブ(IPM用)の種まき:春の種まき第2期(本格期)
- 耐寒性洋蘭(シンビジウム・デンドロビウム(ノビル系等)・セロジネ(インド・ネパール産)等)の植え替え(※ラテンアメリカ(メキシコ・コスタリカ・コロンビア・ブラジル等)・熱帯雨林アジア産洋蘭(カトレア・ミルトニア・ファレノプシス・セロジネ(フィリピン・インドネシア産)等)の植え替えは穀雨〜立夏頃が適期)
- 耐寒性ジェスネリアード(プリムリナ属・シンニンギア属の大部分)の植え替え(植え付け)
- 宿根草(山野草)の植え付け(芽出し数が確定し、伸びていない種類)
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