【またもズサン】トミカ博賞味期限切れ食玩問題、実は「期限切れではなかった」、主催者がお詫び

17日まで札幌市で開催されていた「トミカ博 in SAPPORO」で、賞味期限切れの食玩が販売されていた問題に関して、主催者のSTV札幌テレビ放送(以下、STV)は16日までに、再調査を行った結果、賞味期限切れではなかったと訂正していたことがわかりました。なぜそのようなことが起こったのか、主催者のSTVは、原因についての説明は行っていないということですが、「食玩をご購入のお客様に不安や混乱を招いたことを深くお詫びします」としています。

●STV札幌テレビ放送が発表した訂正と謝罪文が掲載されたページ
https://www.stv.jp/event/tomica/index.html?#s0

いたずら通報か、それとも…

日本人がとくに敏感に反応するといわれる食品不祥事。今回のような、信じがたい問題はなぜ発生したのでしょうか。このような場合、実際に賞味期限切れではなかったものの、賞味期限切れと偽って通報するといういたずら通報の可能性も考えられます。しかし、仮にそうだったとしても、主催者が事前に食品のトレーサビリティ情報を十分に把握していれば、そのような通報があった時点で、主催者側は、直ちに虚偽通報だと判断して、冷静に処理することができたはずです。当然のことですが、そのような場合、100%通報者が悪いことになります。

しかし、今回の問題は、そうではないと考えられます。賞味期限切れの実態について、STVが再調査を行わなければならなかったという状況から、STVは、通報を受けた時点において、販売する食玩のトレーサビリティ情報について、全く把握していなかった可能性が高いと考えるのが自然だといえます。そうである場合、責任の所在の大部分は、主催者のSTVにあることになります。

いずれにしても、食品を扱う者として、あまりにもズサンだと批判されて当然の今回の問題。食玩という、食品軽視の温床ともいえる問題に再度気づかせることになりました。聡明な親御さんであれば、こどもが食玩をおねだりしたとしても、決して買い与えたりしないはずです。前の記事で説明したとおり、玩具は玩具だけ、おやつはおやつだけで買い与えたほうが、どちらも品質が高いですし、こどもの満足度も高いはずです。食玩は、低廉な菓子に粗悪な玩具を抱き合わせて、お菓子では考えられない高額で販売するという、こどもの低俗心理に訴えかけるマーケティング手法、きつい言い方をすれば、悪徳商法の手口として、問題視されています。食玩を掴まされる親子は、物事の本質よりも上辺のハッタリを重視する気質を見抜かれます。注意しましょう。

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