【速報】マイクロソフト事実上のゲーム会社への転換へ、米アクティビジョン・ブリザードを約10兆円で買収確定へ

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事実上のWindows時代終焉へ

教育・ビジネス用オペレーティングシステムの選択肢としてのWindowsが事実上消滅することが確定しました。英規制当局の競争・市場庁(CMA;以下、CMA)は13日、米国マイクロソフト(以下、MS)による米国商業ゲーム大手、アクティビジョン・ブリザードの買収を承認する決定を下しました。CMAはMSによるこの買収案件が、そのままでは市場独占にあたるおそれがあるとして、承認を保留してきており、承認条件として、MSに対して、独占にあたらないような買収条件の見直し提案を求めていました。これに対してMSは、フランスの商業ゲーム開発会社であるユーピーアイソフトに、商業ゲーム商品のストリーミング配信権を売却することで、市場独占状態を回避する修正案を提示していました。しかし、CMAは、このMSの修正案の完全履行性について疑問視してきており、MSはこのCMAの疑義を払拭する改善提案を求められていました。そのMSによる改善提案が、このたび、CMAによって承認されたことになります。買収総額は約690億USドル、日本円に換算して約10兆円です。

この買収が実現すれば、MSは、中国テンセントやソニーグループのSIE、任天堂と競合する、事実上の商業ゲーム会社への業態転換を果たすことになります。

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