迷惑!不愉快!危険!MFK老害問題

高齢化時代とコミュニティ力の低下を背景に表面化する老害問題

認知機能に疑問がある老人が運転操作する暴走プリウスが死傷者を出しても、「トヨタの欠陥が悪い!」と言い切る元工業技術院長の被告人…巷では「プリウス爆弾」などと呼ばれ、老害による象徴的な被害例とされています。

老害の問題は、それだけではありません。

私物化・自己満足系(F)

利他的な取り組みのフリをしながらも、ガチの本音トークをすれば、「それ、俺の趣味でやっているから」と、逃げの本音がボロっと

結局、「自分の生きがいのためなら、何をやってもよいじゃないか」を万能兵器として口癖にし、開き直り、若年者のアドバイスを聞かない

逆走・はみだし系(K)

自動車が通行してはいけない自転車・歩行者道に自動車が侵入して走る

マクドナルドのドライブスルーの出口(進入禁止マークあり)から進入

スーパーのレジ精算レーンをショッピングカートで逆走

理性低下・魔差し系(M)

スーパーなどでの窃盗・万引き

タバコやマクドナルド廃棄物などのポイ捨てなど不法投棄の常習化

老害に共通していえるのは、いずれも年齢を重ね、経験を重ねていることを根拠にしたプライドの高さと、周りのことはどうでもよいという、自己の独占欲望心理、社会的善悪の判断が鈍くなることによる問題だということです。一度、老害を起こすことが癖になると、その高齢者は厄介者扱いされ、公の社会活動を許されなくなり、結局、ひきこもり状態になるか、老人ホームで受け身の暮らしをするしかなくなります。日頃からの自己啓発活動や周囲のサポートによって、老害は予防できます。あなたの身近にいる高齢者が社会で「老害だ」と鬱陶しがられたり迷惑がられたりしないために、その予防方法の考え方を説明します。

自身より若い人と活動をともにし、若年者からのアドバイスは謙虚に受け止める

真の人間力がある人というのは、歳や経験を重ねれば重ねるほど、自己の経験不足が気になるものです。そういう人は、高齢になっても学び続け、成長し続けることができます。

逆に、若年者も若年者なりに、若さゆえの未熟さを痛感し、高齢の大ベテランだからこそ持つことを許されることがあることもよく知っています。

高齢者と若年者が互いに強みを活かし、教え合い、学びあう関係を構築することが、精神の若返りになり、とても効果的です。とくに今日の最新デジタル技術やサステナビリティ事情は、若年者の能力や発想にはとても敵わないものです。「高齢者の経験が絶対だ」ではなく、若年者だからこその強みに基づくアドバイスは謙虚に受け止め、生涯成長を続ける意思を持つことが大切です。

昭和の頃のこどもとのスキンシップあそびは心身の老化防止に

容姿は老けたとしても、昭和の頃の高齢者は、精神的にはいきいきとして、若々しさを感じたものです。しかし、今はどうでしょうか。スマホなどの受動的サービスへの過度な依存も拍車をかけ、コミュニティの弱体化で個人主義が強くなり、世代間(縦)のコミュニケーションがほとんどなくなった結果、容姿では若くみえても、考え方が消極的になったり悲観的になるなど、精神面で老化した高齢者が多くなってきました。

昭和の頃は、こどもと高齢者とが一緒にあそぶということがごく自然に行われ、こどものもっちりとした手のひらがこすれあうようなあそびもよくしていたため、若々しく行動的でいられたわけです。高齢者自身も、あそびを通じて生きる力(スキル)を身につけてきた世代でしたから、そのことがこどもたちにも継承され、強く育つという、こどもと高齢者とがお互いに相乗効果をもたらしあう、とても理にかなった習慣でもあったわけです。

老ける前から、こどもと心身ともに近く親しむ習慣は、自身の心身を若々しく保つだけではなく、コミュニティの活性化にもつながります。こどもは、わが子はもちろんのこと、よその子ともしっかりと接することが大切です。

FMGは社会問題を主体的に考える市民メディア、購読・コメント参加は認知機能の健常性維持に効果的

よく新聞の投稿欄で、社会問題に関する高齢者の投稿を目にします。このような心がけは、認知機能の維持にもとても有効です。新聞では、必ず掲載されるというわけではなく、掲載される場合でも、時間がかかります。FMGは、持続可能性が関わる社会問題を中心に取り上げており、考えたことをすぐにコメント投稿で反映できる即時性もあり、丁寧に考えることを大切にしたいアクティブシニアにはうってつけの市民メディアです。ぜひとも、長年の経験に基づくご意見やご感想のコメント投稿をお願いします。

もっと賢く、もっと視野広く、生涯現役が基本

歳を重ねても、常に学び、考え続ける高齢者は、歳を感じさせないほどに若々しく、活き活きとしています。そして、自然とおおらかになったりもします。身体の疲れと精神の疲れとは互いに関係しあうので、日々、滋養のある食事をしっかりととり、(マクドナルドやタバコ、過度の飲酒などの不摂生は「何より自分の大敵」だと戒めて決してせず、)それでもカバーしきれない分は、滋養強壮薬に賢く頼るなどといった心身のセルフケアも欠かしません。何か目的があり、その目的達成のためにはどうしても必要なことは、何でもやるわけです。

老若男女問わず、常に、「自分自身の行いは、社会にどのように役に立つのか」という自己有用性に関する命題について自問自答すること、それに基づく行動に反映するということの繰り返しが現役で成長を続ける人の基本的行動様式です。幅広いことに好奇心を持ち、学び考えることで、世界観は拡がり、人生のやりがいや豊かさが拡大します。年齢を言い訳にせず、「自分自身には、常に何らかの不足がある」という積極的批判精神を常に持ちつつ、その自己批判を乗り越えるべく、もっと賢く、もっと視野を広くする努力を惜しまないこと、そのような日々の心がけが、老害を予防し、生涯現役で居続けるためにはとても重要になることを肝に銘じてください。

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