人類未踏の領域へ、今季累計殺処分数1,000万羽突破が確実に
農林水産省は10日午前8時頃、9日に宮崎県川南町の採卵養鶏場で、鳥インフルエンザの疑い事例が確認されたことについて、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と判定されたと発表しました。これを受けて宮崎県は、家畜伝染病予防法の規定に基づき、直ちにこの採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約10万羽の殺処分に着手するとみられます。この採卵養鶏場は、飼養羽数からバタリーケージ養鶏場の可能性が高いとみられます。今回の事故事例の確定により、今季の累計殺処分羽数が1,000万羽の大台を突破するという、人災史上忘れられない日となりました。野村農林水産大臣は9日の農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部の会合で、事実上の鳥インフルエンザ非常事態宣言とみられる発言をしたばかりでした。
農林水産省による公式情報
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/230110_2.html
農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部 大臣メッセージ
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/index-95.pdf
BGM:”Dayly News” by Make a field Music
Ending Jingle:”モノローグⅡ” by Amacha
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