⚠重要:この高病原性鳥インフルエンザの記事に関しては、配信後に、状況の大きな変化がありました。必ず、最新の記事をご確認ください。
鹿児島県出水市の採卵養鶏場で高病原性鳥インフルエンザとみられる疑似患畜が確認され、簡易検査の結果、13羽中12羽でHPAI陽性が確認されたということです。鹿児島県では、秋田県横手市でのHPAI禍を受けて、ツルの飛来地として全国的に有名な同県出水市で、「ツルのねぐら」と呼ばれる飛来地の水のウイルス検査を行うなどの緊急対策を実施、昨日に同市のツルのねぐらの水からH5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたばかりでした。現在、遺伝子検査を行っており、明日未明にはその結果が判明するということです。
県は殺処分スタンバイOK、養鶏経済死守のため迅速殺処分に意気込む
鹿児島県は、陽性確定を想定し、迅速殺処分ができるよう身構えています。陽性確定の場合、この採卵養鶏場の鶏約3万8,500羽を24時間以内に殺処分するということで、全国では、秋田県横手市の事例に次ぐ今季2例目となります。鹿児島県は養鶏が盛んであり、なかでも出水市は全国有数の採卵養鶏場集積地として知られており、関西のディスカウントスーパーでも鹿児島県出水市産のケージ養鶏卵が大量に取り扱われているほどです。農業生産額ベースでの鹿児島県の養鶏のシェアは大きく、鶏の生命の尊厳よりも養鶏利権を死守することに余念がない状況です。
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