【市民信用情報】味の素という化学会社について

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味の素株式会社 企業情報

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味の素お客様相談室に電話してみました。現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止の臨時体制として、午前9時30分から13時、14時から16時の受付となっているようです。そこで、次のような質問を投げかけてみました。

  • 味の素開発の合成甘味料アドバンテームの腸内細菌に及ぼす影響はどうなのでしょうか。エビデンスを添えての説明を求めます。
  • アドバンテームには、向精神薬によく見られる部分構造がありますが、アドバンテームを摂取することによる精神的な悪影響(キレやすくなるなど)はないのでしょうか。

アドバンテームは味の素の威信をかけて、自信を持って世に送り出す合成甘味料ですから、即答できて当然の質問であるはずです。ところが、味の素は、地球の裏側にまで世界進出するグローバル化学企業らしからぬ仰天対応をしたのでした。「相談員は化学がわからないので即答ができません」としたうえで、折り返しの電話で、当方が除外要請をした、相談員の上司で、お客様相談室の責任者だというS氏が応答したのでした。なぜS氏を除外要請したかというと、S氏は化学の素人であって、コミュニケーションが噛み合わないことをよく知っているからです。(YouTubeで、著者とは全く別の方が、味の素お客様相談室に電話したときの動画がありますので、確認してみてください。この動画でも、相談員では説明ができず、電話を上司に替わるときに同じS氏が対応しています。)このことからも想像がつくように、味の素のお客様相談室は、相談員から責任者の上司まで、化学の素人が対応するうえ、責任者の上司は一人(かせいぜい数人)しかいないのではないかということが想像されます。これは、グローバル展開をする大企業とはとても思えない、中小零細企業以下の体制です。

折り返しの電話で対応したS氏は、味の素の主要商材であるα-アミノ酸の立体化学表示であるD体、L体の識別の定義についてすら理解していないような化学の素人であり、質問に対して回答する気が全く感じられませんでした。S氏は「会社のルールなので、他部署の技術者を出すわけにはいかないのです」という一点張りのため、化学に精通した技術者となら数分のコミュニケーションのはずなのに、除外要請したS氏が出たために、1時間半にもわたり「説教」をする「災難」に。それでも、当方のコミュニケーション経験を活かしてなんとか「(S氏は)お客様相談室の責任者として、味の素の雁字搦めで風通しの悪い社風を改善すべく、誇りを持って仕事に励むべき」という積極論法に運び、「味の素が化学会社として信頼されるようになりたいのなら、ビーガン対応の大豆マヨネーズを作ってみよ。他社と比べてクリーミーでおいしいのができたら、ぜひとも味の素指名で買いたい。」と、アドバンテームに関する命題に対する回答とあわせて積極的な課題を与え、今回のところは話を終えたのです。

大企業だとか、CMの派手な印象だけで企業イメージを固定化させることがいかにバカげているかが、このやり取りでお分かりいただけるかと思います。企業の社風や体質というものは、お客様相談室の対応に現れるものなのです。市民信用評価は、ハッタリ無用の世界です。

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