NHKEテレ、小学生の日課について重大ミス「『ゲーム』を入れても『そとであそぶ』などを忘れる」、FMG指摘

こんどは滋養強壮薬のようなネーミングのこの番組で問題発覚です。

教育的には素人品質:公教育崩壊の隠れた根本原因をつくる日本の公共放送

NHK(日本放送協会;東京都渋谷区)が16日午前9時からEテレ(ETV)で放送した小学校・特別支援学校向け教育番組「ストレッチマン・ゴールド」で、児童教育の根幹を揺るがしかねない重大なミスを犯していたことを、FMGの公共メディア監査で指摘しました。問題の番組は、「予定をたてよう」で、一日の日常生活で、こどもがやることが書かれたカードをこどもたちに選べせて、日課を完成させるという内容です。この、こどもたちに選ばせるカードの中に、「ゲーム」や「はみがき」は含まれている一方で、こどもにとっては、勉強よりも重要といわれる「そとであそぶ」や「うんち」のカードがないという、重大なミスをFMGが発見、「児童教育の根幹を揺るがしかねない重大な失態だ。公共放送の優位性を無駄遣いして、こどもの未来をつぶすような失態は絶対にあってはならないことだ」として、NHKに厳重抗議しました。NHKは、「そとであそぶ」を忘れて「ゲーム」を入れる失態に関しては「制作担当者が気づかなかったのではないか」と答えました。これに対してFMGは「児童教育で最も重要なことを忘れて『ゲーム』という、こどもに有害なことをルーティンに入れるという発想は、教育に関して素人のゲーム中毒者だからこそできることであり、公共放送としてあまりにも無責任だ」として、NHKのミスを痛烈に批判しました。

問題の箇所を含む動画
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005190229_00000#in=524&out=600

ズサンな制作のNHK教育番組への苦情連絡先

NHKEテレの教育番組の問題はこれだけではありません。この「ストレッチマン・ゴールド」の事例は、NHKの番組制作の問題全体の氷山の一角にすぎません。今回の事例については、上記の動画リンクでご確認いただけますので、まずはご確認いただき、問題だと思われた方は、下記のNHKふれあいセンター・放送まで、苦情をお寄せください。

苦情連絡先:NHKふれあいセンター・放送
電話(IP) 050-3786-5000
対応時間:土日祝日を含む毎日 9:00〜20:00
※NHKにおかけの際は、番号非通知での通話(「184(イヤヨ)+相手先の電話番号」で発信)を推奨します。

「そとであそぶ」「うんち」は見当たらない
この女の子の腸や脳のことが気がかりで仕方がないというのは、記者だけだろうか?
「こどもの生活にゲームとテレビは欠かせない」という、
NHKのプロパガンダ臭のようなものを感じる。
最近のこどもは外であそばせず、ゲームを奨励するというのがNHKEテレの前提なのか?
ストレッチマン(左端)をはじめ、この日課の問題を指摘する大人は一人もいない。
それどころか、この不摂生生活を絶賛している。

【補足】小学生にとっての「外あそび」「うんち」の重要性について

世界観や関係性を拡げる途上にある小学生(児童)にとって、外あそびには、非常に多くの効用があります。昭和の里山のように、大自然のなかであそぶことで、さまざまな動植物にあうことができ、生物多様性や生物の生きざまを知ることで、世界観を拡めることができます。これは、一人であそんでも得られる効果です。一方で、児童教育における社会病理として表面化している問題が、商業ゲーム(ビデオゲーム・スマホゲーム)やトレーディングカードの、虚像のキャラクターを相手にして遊ぶ商業依存的な娯楽であり、虚像のキャラクターが「偽の生物多様性」をでっち上げることで、こどもから現実世界の動植物に触れ、知る機会を奪います。また、友達とスキンシップをしながらあそぶことで、協力や切磋琢磨ができる良質な人間関係を構築したり、皮膚が擦れ合うことによる友達との菌交換で、外部刺激などに強い強靭な身体づくりに役立ちます。

うんち(排便)は、腸管の新陳代謝を促すとともに、最近の知見では、腸管を健康に保つことで脳の働きを活性化し、賢くモチベーションの高いこどもに育てる脳腸相関も、児童教育に重要なこととして注目されています。小学生くらいの健康なこどもは、新陳代謝がとくに活発であることや、善玉菌や日和見菌(実質的には善玉菌と同様)の働きが活発であることから、身体の大きさの割に大きく清浄なうんちが出ます。皮膚の場合と同じように、むしろ、友達などの同年代の他人の腸内細菌(うんち菌)を少しくらいもらうくらいが、強いこどもに育つうえで役立つのではないかとも考えられるようにもなりつつあるくらいです。しかしながら、ゲームをして外であそばないことによる運動不足や、マクドナルドなどのジャンクフードの食習慣といった不摂生は、腸管の蠕動運動を鈍くしたり、食物繊維の摂取が少なく、動物性食品が過多の状態となることで、近年問題となっているこどもの便秘や無気力の原因になります。とくに、早い人は小学校高学年で生理が始まる女子児童の場合は影響が深刻で、生理による女子特有のホルモンバランスの影響もあり、大人になっても続く常習性便秘や、それが原因となって引き起こされる大腸がんや直腸がんの原因になったりもします。(現在、女性の病気による死因の最上位は、腸管がんが占めています。)

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