日本語として誤った「若者言葉」使用の実態、NHK Eテレ

8日午前8時50分から、NHK Eテレで放送された「NHK for School スクる!」の「ブレイキンがおどりたい!」の回で、登場キャラクターが「チョーむずいんですけどー」という、いわゆる「若者言葉」を使っていることがわかりました。「若者言葉」は、くだけた表現の言葉で、日本語では誤った表現であるとして、教育現場での国語教育では問題視されています。下の動画が、その問題のシーンです。

ブレイキンがおどりたい! | スクる! | NHK for School

この問題に対してNHKでは、「答える立場にはない」と、説明責任を否定しています。NHKは公共放送として、正しい日本語文化の定着を促す社会的責任が課せられた立場にあります。

誤った日本語以外にも「スクる!」には教育上の問題が満載!

今回放送で取り上げた「ブレイキン」とは、元来、不良少年が都会のダウンタウンで夜、屯して興じたアドリブダンスが発祥で、低俗な生い立ちをもちながらも、昨今、世の中の流れという言い訳で美化されているという点では、商業ゲームとよく似ており、いずれも公共放送のNHKが「新興文化」と自認したうえで推しているサブカルチャーの一つです。いずれも実際に教育チャンネルのEテレで放送されていることも、NHK発の教育文化の堕落を如実に表しています。

また、メインキャラクターの「DJえぬふぉ」をはじめとして、すべてのキャラクターの髪の毛が黒色ではなく、合成染料で染色したとしか思えない不自然な色をしています。合成染料による髪の染色は、自身の健康を害する、自分を大切にしない行為という反倫理性は以前から問題視されてきましたが、合成染料自体が遺伝子を損傷させる疑いがある成分で構成されていることが多く、有害化学物質による環境問題の原因のひとつとしても問題視されます。

※ サブカルチャーは文化としては認められません。正統文化と明確に区別するため、全く別のカテゴリとして扱われます。

ブレイキンはできる必要性がない

いうまでもないことですが、オリンピック競技としてIOCが認定したり、NHKのEテレで放送されたからといって、それらに合わせる必要性はかけらもありません。万が一、公教育の体育の授業カリキュラムにブレイキンが含まれていた場合は、明確なボイコットの意思を表明してください。真面目なこどもがますます居づらさを感じるような教育カリキュラムの低俗変質や、それをバックアップするような世間の風潮に対しては、明確な意思表明をする必要があります。

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