22日、同日午前にHPAIが確定した同県観音寺市肉用鶏養鶏場とは別の、同市内の養鶏場でも鳥インフルエンザの疑いがあるとみられる事例が発生しました。簡易検査で、6羽中3羽から陽性反応が確認されたということです。23日午前1時現在、香川県は、この疑い事例に関して、県ウェブサイトでの公式発表は行っていません。23日には遺伝子検査の結果が判明するとみられていますが、遺伝子検査で陽性だった場合、11月中に、同じ観音寺市内で3例が発生したことになります。
年末・クリスマス商戦の最中で鶏肉品薄の報道も、養鶏終焉の予兆か
一方、テレビ朝日や同系列(ANN)のUX新潟テレビ21は、今季の前代未聞の勢いで全国的に感染が拡大している鳥インフルエンザの影響で、東京都内や新潟県内でいよいよ鶏肉が品薄になっていると報じています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000276831.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e18b52573b1c907e2b25543b0b57a3db1f8d880
もしこのまま、安価な鶏肉や鶏卵がいつでも手に入って当たり前だという意識が変わらなければ、養鶏そのものが破綻するというシナリオも現実味を帯びつつあります。日本ケンタッキー・フライドチキン(横浜市)も、「リスクヘッジとしてのヴィーガン対応の(鶏肉などの動物性食品を一切使用しない)フライドチキン代替品の発売の予定はないのか」との質問に対しては、「現時点では、ヴィーガン対応の植物性のフライドチキン代替品の発売の予定はない」としながらも、「(イギリスのKFCでは実現していることもあり、)前向きに検討したい」としています。自治体や他のメディアでは報じられませんが、鶏肉や鶏卵そのものを食べないことも選択肢に入れるべきときがきているといえます。
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