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東京都世田谷区の教育委員会が、GIGAスクール政策の一環として、児童生徒に学校から配布されたデジタル端末を使った、各児童生徒の検索履歴について、フィルタリングソフトの機能を利用した、各学校による監視を行おうとしたところ、一部の区議から、「まるで検閲のようだ」との異論があり、計画を白紙撤回していたことがわかりました。区教委の方針に対して異論を唱えた区議は、自身がトランスジェンダーであることを公表し、マイノリティ（少数者）配慮政策を掲げていることで知られる、上川あや区議です。上川区議は、「学校に検索履歴を覗き見されることで、秘匿性が重要な性的少数者のセンシティブな悩みが相談できなくなったり、児童生徒のプライバシーが侵害されるおそれがある」という旨で区教委の対応を批判したということです。この区議の批判を受けて、世田谷区教育委員会は、当初の計画を白紙撤回し、フィルタリングソフトウェアの機能を利用した、各児童生徒の検索履歴チェックを行わない方針に転換したことを伝達したということです。
「マイノリティ配慮の意見だから…？」銀鮒の里学校の考えはいかに…
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