ヤマザキパン(東京都千代田区)は24日に千葉工場でアルバイト従業員が死亡したにもかかわらず、その事実や発生原因、今後の是正行動についての内容を含む発表や記者会見を一切行っていません。このことは、ヤマザキパンのオフィシャルサイトをみれば一目瞭然です。しかも、今回の千葉工場だけではありません。4年前には、神戸工場でも巻き込まれ死亡事故が発生しており、同様のシカト対応です。
ヤマザキパンは、「一連の従業員死亡事故は一体どこに責任があるのか」との独自のヒアリングに対して、「会社(ヤマザキパン経営陣・幹部)」に責任があることを認めざるを得ませんでした。ヤマザキパンに対する抗議に対して、反論の余地がないということです。
このような状況を放置して、来年(2025年)以降のニューイヤー駅伝や、グループ企業(ヤマザキビスケット)のYBCルヴァンカップのスポンサーで露出しているような場合ではありません。ヤマザキパンには、傘下のグループ企業を含め、スポーツ等に対する一切のスポンサー契約を辞退(破棄)する英断を下すことを、市民として提言します。さもなければ、私たちは、ヤマザキパンはもちろんのこととして、ヤマザキパングループ傘下企業のすべての商品を対象に、無期限の不買運動を行うことを宣言します。
あわせて、現在行われている「ヤマザキ春のパン祭り」「ヤマザキ秋のわくわくプレゼント」は、ヤマザキパン工場の複数の従業員(OB・バックレ含む)から、「残業祭りの過重労働でメンタルが崩壊する」といった悲痛な苦情が出されています。これらの「祭り」キャンペーンも廃止が市民感覚に照らすかぎり当然の判断といえるのではないでしょうか。よって、「ヤマザキ春のパン祭り」「ヤマザキ秋のわくわくプレゼント」廃止の英断を下すことを提言します。
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