青森県は14日、同県三沢市のケージ採卵養鶏場で、鳥インフルエンザの疑いがあるとみられると発表しました。このケージ採卵養鶏場は、セミウインドウレス鶏舎16棟とウインドウレス鶏舎30棟からなる、青森県最大級の約137万羽を飼養するメガロポートリーだということです。この地域を管轄する十和田家畜保健衛生所に、「死亡鶏が増加している」との通報があり、同家保がA型インフルエンザの簡易検査を行ったところ、検査を行った、死亡した鶏13羽中11羽で陽性を確認したということです。現在、遺伝子検査を行っているとみられており、結果は明日15日に判明する見通しです。青森県では、遺伝子検査でAIウイルスが確認された場合、AIの疑似患畜として、このバタリーケージ採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約137万羽を殺処分することにしています。農林水産省によると、AIの疑似患畜と確定した場合、AI発生1例としての殺処分数では、史上最悪の規模になるということです。
青森県による公式情報
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/nourin/chikusan/files/kisyahappyou221214.pdf
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