NHKの番組にも登場している魚類学者の通称さかなクンが、7月8日から、ジャンクフードチェーンの日本マクドナルド(東京都新宿区)と癒着し、ハッピーセットのおまけ絵本のオマケで、こどもをマクドナルドに誘惑する工作を行っていたとみられることが、ふなあん市民運動メディアの独自調査で明らかになりました。(証拠映像)さかなクンは以前にも、花王の「いっしょにeco」という偽善環境キャンペーンにもご意見番として加わていたことがあり、水生生物にきわめて強い有害性を有する合成洗剤の販売促進するという、魚類愛護に矛盾した活動を展開してきたなど、持続可能性の動きに逆行する企業との癒着が問題視されてきていました。
銀鮒の里学校のパクリ疑惑も浮上、オマケ絵本の名称に注目
マクドナルドのハッピーセットのオマケで配布していた絵本の名称は、「さかなクンとうみのなかのがっこう」となっています。この名称は、同じ魚をモチーフにした学校(づくりプロジェクト)名である、我々の「銀鮒の里学校(ぎんぶなのさとがっこう)」と非常に似ています。この問題を受けて、銀鮒の里学校では、「ジャンクフードのオマケで、由緒正しき当校の名称と酷似した名称を冠することで、当校がジャンクフードと同じ基軸上にあるかのようなイメージダウンの誤解を招きかねないきわめて侮辱的なものであり、誠に遺憾である」という公式見解を示しています。銀鮒の里学校は、ESD黎明期の2015年から本格的な学校づくりプロジェクトを開始しており、「銀鮒の里学校」という名称には、「人里の身近なところで、仲良しの群れを自発的に形成して泳ぐ銀鮒のように、平和で友愛的なコミュニティを内発的に創造しよう。そのような機運を創出し続けられるような、市民的な学校をつくろう」という思いが込められています。銀鮒の里学校は、通称「ヘンな鮒(鮒ちゃん)」が発起人を務めており、そのヘンな鮒も銀鮒の里学校も、営利企業からは一円たりともスポンサー料を受け取らず、商業依存のない純粋な草の根方針を貫き続ける、今日の日本では数少ない存在となっています。同じ魚類愛護でも、商業主義に媚びへつらうさかなクンとは全く次元の異なる存在であることは、火を見るより明らかです。
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