ぎんぶなのうえんの田辺大根

夜間は氷点下にまで冷え込む能勢特有の寒暖の差が、逞しく育て上げ、固定種特有の大地の力を感じる、力強い風味の大根に仕上げます。肥料は純植物性堆肥を基本とし、ようりんのミネラルで植物が持つ機能をバランスよく引き出し、低濃度硫酸カリウムの反復施肥が、アブラナ科野菜特有の香気成分のもととなるシニグリンの生合成を促し、濃厚な風味の大根に仕上げます。

生協やよつ葉などの宅配産直野菜でも、品種が不明なままで届くことが多いことをご存知でしょうか。ぎんぶなのうえんの野菜は、固定種品種保証と施肥トレーサビリティ情報を添付でお渡しします。このようなことができるのは、ぎんぶなのうえん以外ではほとんどありません。もちろん、化学物質のことが気になるこどもが安心して食べられるよう、農薬と硝酸性窒素肥料、動物性肥料は一切使用していない、他の追随を許さない、農芸化学のプロならではのこだわりようです。

大切なわが子には、マクドナルドなんか絶対に食べさせない!力強い味のぎんぶなのうえん野菜でおなかを満たしてあげたい。そのような、食育に真剣で、大切に味わっていただける方にお分けしたいと思います。ご希望の方は、銀鮒の里アカウントを取得いただき、この記事へのいいねとコメントで、欲しい熱い気持ちをお伝えください。収穫は2月の見込です。

純植物性堆肥と硫酸カリウムとの絶妙な相乗効果で、厳寒期でも新葉の生育が促されています。あえてプラスチックのマルチングはせず、カリウムレベルを引き上げつつ、葉には能勢の厳しい冷気にさらし、根元は腐植質として土に還る手刈り草堆肥の「お布団」を敷いています。

ライムイエローの葉は自然な美味しさの証!葉もおいしくどうぞ!

お店で売っている大根と比べて、葉の色が淡いと思いませんか。実は、スーパーや道の駅などで売っているたいていの大根は、窒素分を多く施肥しているため、葉の緑色が濃くなっています。その分、葉柄は筋張っていて、葉にはえぐ味があります。スーパーなどで葉つきで売らないのはもったいないと思ったことはありませんか。実は、葉が切り落とされて販売されることが多いのは、流通過程での葉の生育によるす入り劣化を防ぐ流通上の都合だけではなく、葉そのものがおいしくないからなのです。また、施肥する肥料に塩化加里などの塩化物イオンを含む肥料が含まれている場合は、繊維化が促進され、筋が強い食感の原因になります。ぎんぶなのうえんは、窒素の施肥を極力控え、その分、カリウム・マグネシウム・カルシウムを強化しています。繊維化の原因となる塩化物イオンを含む可能性がある配合肥料は一切使用せず、農芸化学発想で単肥を組み合わせて施肥しています。そのため、葉の色は淡く、葉柄は柔らかくなっています。手刈り草堆肥でマルチングする際、葉柄が折れやすく、かなり気を遣ったほどです。柔らかいですが、決して軟弱なわけではありません。写真をご覧頂いておわかりのように、いたって健康に、力強い自然体に育っています。これぞ、昭和の頃のおいしい大根の本来の姿です。葉も香り高くえぐ味は少なく、食べやすくなっています。炊きたてご飯に浅漬けの刻みを混ぜ込んで菜めしにしたり、そのままサラダの素材に使ったり、高菜風にごま油で炒めてどうぞ。(ごま油やねりごまの風味がよく合います。)

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