HPAI禍、宮内庁にも波及、千葉県市川市でアヒル・アイガモ約330羽殺処分

千葉県市川市の宮内庁新浜鴨場で5日、高病原性鳥インフルエンザに感染した家禽が確認された。新浜鴨場は宮内庁内での賓客の接待で供される料理に使用される家禽の飼育農場とみられ、2日前から合計で11羽が死亡する不審な兆候がみられていたという。HPAI陽性の確定を受け、千葉県は、同農場で飼育中のアヒルとアイガモ計約330羽の殺処分を進める。このHPAI禍は、秋田・鹿児島(2例)・兵庫・熊本に続いて今季5県目・6例目となり、関東では初の事例となる。千葉県では、昨季もアキタフーズグループいすみポートリーの2農場でHPAIが発生、年末年始を挟むように約230万羽の殺処分を行うなど、HPAI禍が相次ぎ、殺処分数では全国の半数近くを占める大惨禍となった。

【参考】宮内庁鴨場のウェブページ
https://www.kunaicho.go.jp/about/shisetsu/others/kamoba.html

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