関西葬祭サービス大手の京阪互助センター(大阪府守口市)が、豊中市内の商業施設で、同社が代理店を担う保険会社の加入促進イベントを企画・開催し、参加者抽選プレゼントで、水生生物毒性の強い合成洗剤を配布している実態を、ふなあん市民運動メディアが確認しました。言わずと知れたことですが、合成洗剤は、微量のコンタミレベルであっても、水槽の魚を即死させるほどの猛毒であり、この葬祭業者企画のイベントは、殺生イベントにほかなりません。この「生命を無駄に殺めることにつながる」ことに関して、葬祭業者として重大な矛盾があるとして、ふなあん市民運動メディアは、京阪互助センターに即刻厳重抗議しました。その抗議に対して、京阪互助センターの担当者は、目を疑うような次のような本音を漏らしました。
【京阪互助センター関係者の対応】
「普通にお店で売っている(合成)洗剤を配って何が悪いんですか?」
「洗剤に問題があるのなら、メーカーに言ってくださいよ!」
(※ちなみに、ふなあん市民運動メディアは、国・地方公共団体・生活協同組合・販売店・メーカーなどに対して、合成洗剤問題に関する政策・施策提言(アドボカシー)を日常的に行っています。)
「殺生はいけないことを押し付けるのはよくないですよ!私は肉を食べていますが」
さらに、執筆者がヴィーガンであることを表明すると、ヴィーガンを侮辱・愚弄するような発言もしていました。お盆に殺生を憚る文化は、仏教の文化ですが、仏教の文化であるお盆が日本社会に広く深く浸透していることからも、殺生を憚る精進料理(オリエンタル・ヴィーガン)文化は、宗教の違い(無宗教を含めて)を超えて理解されるべき日本人のこころであるという共通認識があるはずであり、担当者は、その共通認識に矛盾する発言をしたというわけです。
さらに、京阪互助センターの玉泉院は、労働組合の争議事案で頻出することも認知しており、ブラック企業としても知られていることとも、今回の担当者の問題発言はつながるといえます。
上記のような同じ主旨の発言を繰り返すだけの対応であり、人の繊細な心を最も大切にすべきはずの葬祭業者として、思考停止状態で出た発言としか言いようがない、まったく呆れた対応でした。ぜひ、読者の皆様の率直なご意見をコメントでお聞かせください。
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