[危険]なのは、あなたのその無知です!

臭素酸カリウムが使用されているヤマザキパン商品の例 (C)2021 ふなあん市民運動メディア All Rights Reserved.

論点

臭素酸カリウムは、小麦タンパク鎖上のシステインに由来する2つのSH基を酸化し、互いにジスルフィド結合を形成させることで、小麦タンパクの改質作用を示す。ヤマザキパンは、この酸化反応を利用したいがために、臭素酸カリウムを添加しているのである。しかし、副反応やそのものの残留のリスクも考えられることや、発がん物質を意図的に添加することに関しての倫理的・道義的問題から、使用は許されないとする世論が圧倒的に強い。ヤマザキパンは残留しないことを理由に、前者のリスクを否定し、添加を正当化しているが、世論はもはやそのような毒性学的議論を問題にしているのではなく、むしろ、後者の倫理的・哲学的議論を問題にしているため、ヤマザキパン側の論点そのものがずれていて独り歩きしているという見方が大勢である。臭素酸カリウムの意図的添加に関して、海外では禁止を含め否定的な見方が一般的であるのも然ることながら、国内の製パン業界でも使用に肯定的考えを持つのはヤマザキパンだけであるため、ヤマザキパンは事実上の「裸の王様」状態だといえる。

⚠警告

このビジュアル資料は、いわゆる「告発本」や商業SNSのような、煽る意図はありません。
化学を理解することができない、無知根性を改める気がない方は、それこそが【危険】ですので、絶対に使用(拡散)しないでください。
【危険】の文言は、臭素酸カリウムのSDSの注意喚起語によります。これは、化学物質が危険という意味ではありません。くれぐれも冷静な対応をお願いします。
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