27日に消費者庁から「洗たくマグちゃん」などマグネシウム洗濯補助商品に関しての景品表示法違反措置命令を受けた宮本製作所(茨城県古河市)。同社が楽天市場のショッピングモールに掲載していたマグネシウムで洗浄力が得られるしくみの図解に関して、ふなあん市民運動メディアは、本日、宮本製作所に対して、その化学的根拠についての説明を要求しました。すると、想像はしてはいたものの、企業の常識をはるかに超越した前代未聞の仰天対応の数々。その一部始終をご説明します。
説明できる「技術者」不在の本社
まずは、茨城県古河市の本社に電話を。すると、カタコトの中国語訛りの日本語を話す中国人の男性従業員Pが電話応対し、「私では専門的なことはわかりません」と答えたのでした。茨城県古河市の本社といえば、工場併設で、ものづくりエンジニアが多数いるので、エンジニアがすぐに答えてくれるいうのは当然の期待のはずです。しかし、その期待は裏切られたのです。従業員Pによると、たしかに工場は併設しているとのことで、担当エンジニアに電話を替わるように要求をしました。すると、従業員Pは、「本社には、(マグちゃんで洗浄力が得られるしくみについて化学的に)説明ができるエンジニアがいません。」と、驚きの回答をしたのです。ものづくりの本社工場で自社商品についての化学的説明ができるエンジニアが不在というのは、常識的に考えて明らかにおかしいことです。「では、(自社商品についての化学的説明ができるエンジニアは)どこにいるのですか」と従業員Pに尋ねたところ、東京支社に、管理担当Oがいるというので、東京支社に連絡をとることにしました。
(続く)
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