【衝撃】「死のバイト」欠員募集継続中か、ヤマザキパン千葉工場

ヤマザキパン問題

コンベア巻き込まれの労災で死亡した61歳の女性アルバイト従業員が従事していたとみられる、ヤマザキパン千葉工場でのお菓子製造の立ち作業のアルバイトの新規募集を、現在も取り下げることなく継続しているとみられることが、FMGの調べでわかりました。問題の募集は、アルバイト求人サイト「バイトル」に掲載されている以下の求人です。

●製造/仕分*アプリで出勤日を簡単予約*登録型*短期/単発/日払いOK(※27日21時30分現在:掲載中)

この求人の簡略説明には、「高校生も大歓迎!1日~の短期勤務大歓迎!未経験大歓迎!和菓子・洋菓子の製造・仕分けスタッフ大募集♪誰でも出来る簡単作業!」と記載されています。ご承知のとおり、「誰でもできる」「簡単作業」「未経験大歓迎!」など、気軽さを謳う文言は、労働力をことごとく搾取しては使い捨てるようなブラック企業の常套句です。(ヤマザキパンの場合はむしろ「使い捨て」の逆で、精神的に打ちのめされてアルバイトのほうからバックレたくなって、上司の社員にしつこく引き止められるというパターンが多いようです。)引きとめても戻ってこないから、ほぼ常時、欠員補充の新規募集を続けているのでしょうか。この問題の求人では、バックレではなく、労災死という決してあってはならないことがあっての欠員補充を行おうとしている、「次はあなたの番よ♪」と言わんばかりのヤマザキパンの「悪意」すら伺えます。というのも、ヤマザキパンは、現時点においても、事故の検証や再発防止行動計画についての内容を含む記者会見を行っていないからです。また、「壊れても構わない機械の部品」のごとく、粗雑に扱っては、アルバイトの方からバックレられるか、何らかの労災を起こすであろうことは、火を見るより明らかです。

少なくとも、この問題の求人は、この記事の配信時点では、しっかりと掲載され、受付中であることを確認しています。しかし、しばらくしてから、取り下げになるかもしれません。FMGでは、安心できる労働環境の実現のために、今後も、この問題の求人を含めたヤマザキパンの「死のバイト」求人について、監視を続けます。

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